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早稲田「イトウベーカリー」

学生時代、何度通っただろう。木のショーケースに所狭しと並ぶパンは何食べたって大正解。中でもお気に入りが「コロッケパン」。注文してからコロッケを挟んでくれるタイプだから衣がさっくさく、歯切れ良いパンの甘み、じゃがいものホクホク感、それらを引き立てるソースが絶妙なのだ!

味の風格からしてさぞ歴史があるのだろう、と思ったらオープンは2018年。赤坂の老舗『長野ベーカリー』に勤めていた店主が、閉店を機に独立を果たした。パンは名物コロッケパンなど『長野ベーカリー』の味を引き継ぎつつ磨きをかけた。例えば、コロッケパンの生地は時間が経ってもしっとり感が保たれるように改良を重ね、ソースは全体のバランスを考え程よい酸味のものを合わせた。

試行錯誤の歴史はコロッケパンだけじゃない。「思い入れがないパンはない」と店主が言うほど。一番苦労したという「カレーパン」は、じゃがいもを練り込んだ生地の食感がなんとも軽やか。こちらも必食だ。

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飯田橋「ファリーヌキムラヤ」...
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おとなの週末Web編集部
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