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安い軽油を使ったディーゼルターボはコスパが高い

マツダ2

また同じくコンパクトカーでは、マツダ2が搭載する直列4気筒1.5Lクリーンディーゼルターボも注目される。XDスポーツ+の6速MTは、WLTCモード燃費が25.2km/Lだ。しかもディーゼルが使う軽油の価格は、税額の違いでレギュラーガソリンよりも1L当たり約20円安い。

従ってディーゼルのWLTCモード燃費が25.2km/Lなら、燃料代は28.5km/Lのレギュラーガソリン車と同等だ。つまりノートXなどのハイブリッド車とほぼ同額に収まる。

しかもマツダ2が搭載するディーゼルの最大トルクは、6速MT仕様が22.4kg-m(1400~3200回転)だ。発進直後から2.3Lガソリンエンジン車に匹敵する高い駆動力を発揮する。このようにクリーンディーゼルターボは、動力性能が高く、燃料代はハイブリッドと同程度で安い。

マツダ2・XDスポーツ+では、クリーンディーゼルターボの価格を1.5Lガソリンの同グレードと比べて31万9000円の上乗せに抑えた。

コンパクトカーのハイブリッドは、価格をノーマルエンジンと比べて35~38万円の上乗せにすることが多く、クリーンディーゼルターボは動力/燃費性能が大きく向上する割に価格は安い。このようにクリーンディーゼルターボは割安だ。

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ボディの軽い軽自動車も燃費性能に優れている...
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この記事のライター

渡辺陽一郎
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