【2024年7月11日OPEN!】厳選した醤油とチャーシューの旨みが重なり合う『麺庵いぶし』@池袋
香りと味わいのレイヤーが素晴らしい。スープをそっと啜ると、まずはカツオ節の香り。枕崎の本枯れ節をふんだんに使い、ひと晩寝かしてじっくり取ったダシに、豚・鶏の動物系、3対7のダブルスープだ。
特製らーめん1500円
丼で存在を主張するのが大判のチャーシュー。厳選した6種の醤油と赤ワインのタレで漬け込んで低温調理し、燻し上げて引き出された肉の旨さと香りに唸る。そしてこのチャーシューを漬け込んだタレがカエシにも使われている。厚みのある味わいの中に、いくつもの旨みを探りに行きたくなる感じ。
麺はタピオカのデンプン粉が練り込まれた特注で、もちりとして旨みをしっかり受け止める。食べ進めれば柚子の隠し味もあり、最後まで心憎い旨さだ。
店主:秋月悠人さん、井澤健さん「限定麺にも力を入れてます。SNSでチェックを」
[住所]東京都豊島区東池袋3-7-5藤吉ビル1階
[電話]なし
[営業時間]11時〜16時、18時〜22時※日は〜21時
[休日]無休
[交通]JR山手線ほか池袋駅東口から徒歩8分
【2024年9月14日0PEN!】サバ香る魚介と豚骨のスープが濃密クリーミー『中華そばの店みのひ』@志村坂上
とろりとした濃厚そうなスープからはしっかり魚介が香る。サバの煮干し、サバ節、サバの香味油と、実はサバだけにこだわってダシがとられた風味が実にいい。
そして2日間かけて炊かれた豚骨からのクリーミーな動物系のコク。濃厚で厚みがありながら、くどさはなく、後を引く旨みにニンマリだ。
ラーメン1000円
その旨みをしっかり受け止めるのが三河屋製麺特注の中太ストレート麺。もっちり小麦を感じ、ズバズバ啜りたくなる旨さで、麺量多めもうれしい。表面は香ばしく、噛み締めれば旨みがじゅわりとくる厚切りチャーシュー、乾燥から戻されたメンマも相性抜群だ。
食券機には「エビちゃん辛粉」など旨辛な「本日の辛味」(100円)も。味変もいけるのでぜひ!
店長:菊地大介さん、店主:柳徳一さん「余計なものは使わず、素材からしっかりスープをとってます」
[住所]東京都板橋区志村2-1-4ヒルトップ板橋101
[電話]なし
[営業時間]11時半〜13時半LO、17時〜20時半LO、土・祝:10時〜15時LO(売り切れ次第終了)
[休日]水・日
[交通]都営三田線志村坂上駅A4出口から徒歩2分
撮影/西崎進也(麺や晴心、いぶし)、小島昇(花筏、燎〜kagaribi〜、みのひ)、取材/松井さおり(麺や晴心、燎〜kagaribi〜)、池田一郎(花筏、燎〜kagaribi〜、みのひ)
■おとなの週末2025年3月号は「ときめきの喫茶店」
※2025年2月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
※味玉は撮影用にカットしています。
…つづく「【保存版】絶品ラーメンのある町中華5選! スープまで飲み干したくなる完食必至の逸品」では、何を頼むか迷ったらぜひこれを!という絶品麺料理のある町中華を覆面調査で実食レポートしています。