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広島湾の西端に位置し、古くから聖域として敬われてきた宮島。厳島神社や弥山(みせん)原始林は世界遺産にも登録され、文化財と自然が織りなす神秘的な景色は、日本三景の一つとしても知られている。そんな宮島には、海の幸・山の幸を活かした魅力的な食が豊富だ。代表格として知られる牡蠣はもちろん、うま味が凝縮した「瀬戸内さかな」(瀬戸内海で獲れる多様な魚介類を表す総称)や、繊細で豊かな風味が魅力的な広島和牛など、わざわざ食べに行くべき、魅惑のグルメをお届けしていきたい。

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フェリーから見えた!幻想的で優美な大鳥居

広島駅からJR山陽本線に乗り、30分ほどかけて宮島口駅へ。そこからフェリー乗り場でフェリーに乗り継ぎ、宮島にはわずか10分ほどで到着する。船上からは雄大な山並みと厳島神社の大鳥居を眺めることができ、島に入る前から思わず胸が高鳴る。

神の島として崇められていたため、潮の満ち引きする場所に社殿が建てられた

到着後は、屋台が立ち並ぶ島の海沿いで腹ごしらえ。広島初のカレーパン専門店として知られる「宮島カレーパン研究所宮島本店」の「雅 和牛カレーパン」(600円)をぱくり。和牛の奥深い味わいと甘辛さがクセになる濃厚なカレー、外はザクザク、内側はもっちりとしたパン生地の食感のコントラストがたまらない。

潮風に吹かれながら味わう「雅 和牛カレーパン」
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明治の趣を感じる古民家レストランで広島和牛に舌鼓...
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中村友美
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