変わらない思い。進化し続ける味『中華そば しば田』@狛江
店主・柴田貴史さんのセンスが光る鴨を使用したスープで人気となった『中華そばしば田』。昨年9月に仙川から狛江に移転し再オープンした。
仙川での時から、「いずれは鶏のみを使ったスープを」と少しずつ鴨と鶏の割合を調整し続け、ようやく思いが形になった中華そばは、その味の芳醇さに水を飲んで余韻を流すのが無粋と感じるほどの逸品だ。
特製(豚チャーシュー)中華そば1680円
「秋田のきりたんぽ鍋の様な深みのある醤油味」を目指したというスープは“分厚く、濃い”という言葉がよく似合う。薩摩地鶏に丹波黒どり、名古屋コーチンに地頭鶏と、4種の地鶏をメインにホタテなどの海産物や野菜を掛け合わせ、ダシに厚みを演出。
また、カエシには甘露醤油に9種の生醤油をブレンドし、香りはキリリとしつつ塩味は丸みのある絶妙な塩梅に仕上げた。コロナを機に自家製麺にも挑戦。進化を続ける同店にこれからも目が離せない。
店主:柴田貴史さん「お子様ラーメンもご用意しております。子連れの方もぜひ!」
[住所]東京都狛江市元和泉1-8-12
[電話]03-5761-9048
[営業時間]11時~15時、17時半~20時半(木は昼のみ)
[休日]日、第1・3月曜日
[交通]小田急線狛江駅北口から徒歩1分
撮影/浅沼ノア(食堂七彩、しば田)、西崎進也(維新、八雲)、取材/菜々山いく子(食堂七彩、維新、八雲)、荒川友吾(編集部)(しば田)
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