「3月31日」。今日は何の日でしょう?答えは「エッフェル塔落成記念日」!
パリ万国博覧会の記念建造物は世界遺産に
フランスの首都パリのシャン・ド・マルスの広場に立つエッフェル塔は、パリを代表するランドマークの1つ。1889(明治22)年3月31日にエッフェル塔の落成式が行われたことを記念し「エッフェル塔落成記念日」となっています。
そもそもエッフェル塔は、1889(明治22)年5月に開催されたパリ万国博覧会(パリ万博)の記念建造物として、また新時代のイメージの象徴として建設されました。建設期間はわずか約2年2ヶ月で、その驚異的な速さは、当時のフランスの技術力を世界に示しました。
エッフェル塔の名前は、エッフェル塔を設計したフランス人技師ギュスターヴ・エッフェル(1832~1923年)に由来。建設当時の高さは312.3メートル(現在は、2022年にアンテナが設置されたため、330メートル)で、当時世界一高い建造物となりました。その後、電波塔としての役割を担いつつ、数多くの観光客がパリ市内全体を一望できる展望台を訪れ、1991(平成3年)年には、エッフェル塔を含むパリのセーヌ川周辺が世界遺産として登録されています。