東京ディズニーシーで2025年6月30日まで、“食で世界を巡る”をテーマとした「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」が開催中だ。2年目を迎えた2025年は、アメリカンウォーターフロントを中心にファンタジースプリングスを除く7つのテーマポートで、この時期だけのさまざまな料理やドリンクが楽しめる。同パークをおよそ20年ぶりに訪ねたライターが、心癒される愉しみ方を探った。
「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」6月30日まで
異国情緒あふれる雰囲気のテーマポートにちなんだ料理が揃い、“食で世界を巡る”体験ができるのが、「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」だ。
以前はパーク内でお酒を嗜むことができたのは、東京ディズニーシーだけだったと記憶していたが、調べたところ2020年10月1日から東京ディズニーランドでもいただけるようになったらしい。
とはいえ、それでも2001年の開園当初からお酒がいただけた東京ディズニーシーは、お酒好きとして安心感がある。
さて、その「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」は、2024年にも開催されていて、2回目。アルコールは約20種類のビールやワインなどが大集合している。今回いただいたものの一部をご紹介する。
「シュリンプフライ&サルサ」趣向が凝らされたメニューがズラリ
まずご紹介するのは、1930年代の中央アメリカのジャングルをイメージした、ロストリバーデルタでの気に入った一品。古代文明の遺跡を巡るエリアにあるレストラン『ユカタン・ベースキャンプ・グリル』の「シュリンプフライ&サルサ」(650円)は、ガーリックがきいたエビはぷりぷりで、ザクザク食感の衣と好対照。添えられたサルサソースには、大きめにカットされたトマトなどの具材感とライムがきいたフレッシュ感も好みだった。
「スパークリングカクテル(ピスコ&トロピカルフルーツシロップ)」(880円)は、ブドウが原料のメキシコの蒸留酒・ピスコをベースにマンゴーピュレとマンゴーダイスが入るトロピカルカクテル。暑くなっていくほどに、もっともっと美味しくなるだろうと再訪を願った。