生きたビールを操る瞬間技が光る『ビヤホールライオン銀座七丁目店』@銀座
連日、超満員の店内。目を見張る早さで次々とビールが注がれていく。この素早い勢いでグラスの中のビールを回転させ、自然にできる泡に余分な炭酸や苦みといった雑味を閉じ込めるという。
この伝統の一度注ぎができるのは昭和初期のスイングカランはもちろん、地下にある1000Lのタンクから強い圧をかけて引き上げているから。飲めば、苦みがおだやかで、ふわふわの泡に続いて甘みや旨みが広がっていく。やわらかい口当たりだけどキレがよく、クイクイ飲めてしまう。
炒めスパゲティ「ナポリタン」1650円、ビヤホールの煮込み1280円、石焼きジャーマンポテト1050円、サッポロ生ビール黒ラベル中ジョッキ930円

また、ただ注いでいるのではなく、テーブル番号を確認し、運ばれたときに一番おいしい状態で飲めるように泡を調節しているそう。提供される瞬間まで気を抜かないという徹底ぶりに感動した。
注ぎ手・佐々木有さん「受け継がれてきた一度注ぎをぜひ味わってください」
[店名]『ビヤホールライオン銀座七丁目店』
[住所]東京都中央区銀座7-9-20銀座ライオンビル1階
[電話]03-3571-2590
[営業時間]11時半~22時、金・土・祝:前日~22時半
[休日]無休
[交通]地下鉄銀座線ほか銀座駅A3出口から徒歩3分