ハンドポンプで表現するビールの素顔『Beer Engine』@高円寺
カウンターに並ぶのは木製ハンドルがついたクラシカルなハンドポンプ。ここからサービングされるイギリス伝統のリアルエールに魅せられたのが店主の五影壮一郎さんだ。
構造は、下にあるタンクから注射器のように吸い上げノズルから落とすというシンプルなもの。その時々で仕入れるクラフトビールも樽詰めする際に炭酸ガスを充填しない特別仕様にしてもらっている。
ほぼ泡の立たないそれに挑んでみれば、醸造によって生まれた微炭酸のチリリとした刺激から、モルトのコクやホップの香りが膨らんで、心地良い余韻が長く続く。
箕面ビールスタウト(ハーフ)990円、志賀高原ビールアフリカペールエール(パイント)1650円

グラスの中で炭酸に頼らないビールの素顔が表現されていた。とはいえ店は客同士も会話が弾む気軽な雰囲気。思うまま、感じるままに楽しんで!
店主:五影壮一郎さん「ハンドポンプは国内最多(多分)の5基を揃えています」
[店名]『Beer Engine』
[住所]東京都杉並区高円寺北2-3-1
[電話]03-5356-9647
[営業時間]17時半〜24時(フード22時半、ドリンク23時LO)※土・祝は15時〜
[休日]日・第1月(他、不定休あり)
[交通]JR総武線ほか高円寺駅北口から徒歩3分