詰め放題を体験、その結果は
ファクトリーに併設する直売所「ワク・ザクSHOP」は、上記のエントランス同様、予約無しで入れるエリア。日本国内で流通するほぼすべてのブラックサンダーが販売されている。現行のブラックサンダーは20種類ほどを展開していて、期間限定品などを含めると累計は300種類を超えるんだとか。
このショップ限定のブラックサンダーグッズやオリジナルビール「ブラックサンダースタウト」(830円)などもあり、思わずゲット。
1回1100円、制限時間3分のブラックサンダー詰め放題も魅力的。26個入れられれば元を取れるとのことで、平均は40個程度、最高記録は50個ほどなんだとか。筆者ももちろん挑戦した。
スタッフさんに伺ったコツは、下段をしっかり詰めて安定させること。袋からはみ出してもOKだ。掛け声と共にスタート。残り1分と30秒を教えてくれ、残り10秒以降はカウントダウンされるが、逆に焦ってしまう。3分って長いようで短い。
制限時間終了後、袋の部分を体から離して15cmほど持ち上げて5秒キープして落ちなければOKだ。結果、なんと47個のブラックサンダーをゲット!
これ、入れ方に個性が出るし、みんなでやったら盛り上がること間違いなしなので、おすすめだ。
「ワクザクファクトリー」(有楽製菓)
住所:愛知県豊橋市原町蔵社88
電話:0532-35-6620(ワクザクSHOP直通)
定休日:年末年始・お盆
予約可能時間:10時半〜15時半、ワクザクSHOPは10時〜17時
https://www.yurakuseika.co.jp/wakuzaku-factory/
※10名以上の団体は別途メールで要予約
多彩なフレーバー展開が裏目に
ブラックサンダーを製造・販売するのは、“日本一ワクワクする菓子屋”を目指す、有楽製菓だ。
シリーズ全体の売り上げは、右肩あがりで出荷金額過去最高を更新中。購買層は30〜40代の男性がコンビニで購入するケースがいちばん多いと聞いて驚いた。通常品は43円でこの食感とボリュームだもの。納得ではある。
とはいうものの、ブラックサンダーにも“暗黒期”があったと話すのは、同社マーケティング部の杉田晶洋部長。
「2011(平成23)年にこの『豊橋夢工場』を建設し、たくさん作れるようになったことにより、翌2012年からいろいろなフレーバー展開を行いました。当初は売り上げも好調ではあったものの、2016(平成28)年以降には、商品数が増えたことにより1商品の売り上げが鈍化し、ブランドの価値自体が弱まってしまったのです」
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¥4,380(税込)
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¥5,400(税込)
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¥5,100(税込)
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¥5,280(税込)