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インフィニティJ30をレパードとして販売

前述のとおり初代はブルーバード、2代目はスカイラインがそれぞれベースとなっていたが、3代目のJ.フェリーはセドリック/グロリアがベースとなっていて、シャシーなどコンポーネントを共用した4ドアセダンに仕上げられている。

ただインフィニティJ30を右ハンドルに変更して日本で販売したのではなく、インフィニティにはない4.1L、V8エンジン搭載モデルもラインナップされた。

車名はレパードにJフェリーのサブネームが加えられていて、J.フェリーはフランス語で休日を意味するJours feries(ジュール・フェリエ)に着想した造語だ。「高級セダンを休日に楽しんでほしい、堪能してほしい」という意味が込められている。もっとも日産では明言していないがJ30のJありきでサブネームが考えられたと思われる。

J.フェリーは志が高かっただけに失敗したのが残念

高級車の分野で新たなチャレンジ

日本でレパードJ.フェリーを販売するにあたり日産は高級車マーケットで新たなチャレンジを展開。それは名前や伝統にとらわれない新たな高級車像の構築という壮大なもの。どのメーカーも新たなジャンルに参入する時には大々的にポリシーなどをアピールするが、高級車マーケットは特別で、なかなか新しい風を吹き込むことは難しい。実際に日産もJ.フェリーでは意欲満々だったが、結果的には惨敗してしまった。クルマ界にあって高級車は本当に難しく、初代セルシオ(レクサスLS)のように新参がすぐに成功することはまれなのだ。

デザインも新たな高級車にチャレンジ

セドリック/グロリアよりも大きいセダン

レパードJ.フェリーのボディサイズは全長4880×全幅1770×全高1390mmで、ベースとなったセドリック/グロリア(Y31型)の全長4800×全幅1745×全高1405mmより大型化された堂々とした3ナンバーサイズに仕上げられていた。ホイールベースは3車とも2760mmで同じなので、J.フェリーはセドリック/グロリアよりも前後のオーバーハングが長くなっていた。

レパードJ.フェリーのベースとなったのはY32型セドリック/グロリア
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“たれ尻”に度肝を抜かれた
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市原 信幸
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