×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

今でこそ世界で確固たる地位を築いている日本車だが、暗黒のオイルショックで牙を抜かれた1970年代、それを克服し高性能化が顕著になりイケイケ状態だった1980年代、バブル崩壊により1989年を頂点に凋落の兆しを見せた1990年代など波乱万丈の変遷をたどった。高性能や豪華さで魅了したクルマ、デザインで賛否分かれたクルマ、時代を先取りして成功したクルマ、逆にそれが仇となったクルマなどなどいろいろ。本連載は昭和40年代に生まれたオジサンによる日本車回顧録。今回は特別版で輸入車のことについて触れる。1919年に創業し、独自路線を貫くフランスの超個性派、シトロエンを取り上げる。

icon-gallery

デザインの突き抜け感がハンパじゃない!!

 1919年に操業を開始したシトロエンは戦後のクルマ界でデザイン、メカニズムなど最も前衛的な自動車メーカーとして名を馳せた。ハイドロニューマチックはその最たるもので、独自のシトロエンワールドを構築。PSA傘下入りを経て、現在のステランティスに至るわけだが、自由度の高いデザインに関してはシトロエンらしさを存分に発揮。特に2010年代に入ってデザイン、特に顔の突き抜け感がエスカレートしている。

トヨタヤリスとほぼ同じサイズながら存在感は圧倒的にC3!!

ちなみに筆者の現在の愛車は先代のシトロエンC3の後期型。購入の決め手は個性的なデザインに惹かれたからだ。しかし、現行のC3は手堅くまとまっているが、シトロエンらしさが薄まったように感じて少々残念。過去の精鋭たちにスポットを当てる!!

新デザイン言語が投入された現行C3。シトロエンにしてはおとなしいデザイン

C4カクタス:石破茂氏風の顔が強烈

 シトロエン=変顔を決定づけたモデルがシトロエンカクタス。日本では2016年にわずか200台限定で販売されただけだが、運よく(?)街中で遭遇すると、誰もが二度見するほどその顔、今見てもインパクトは絶大だ。

 シトロエンはデイタイムライトとヘッドライトを上下に分離した顔をC4ピカソで登場させた後、C3、C3エアクロスSUV、ベルランゴ、C4、E-C4、最新のバサルト・ビジョン(南米、インド向け)と洗練されていている。

これを販売したのが凄すぎる。一度見たら忘れない顔のC4カクタス

 この上下に配置されたダブルアイのデザインの先鞭をつけたのは日産ジュークだが、シトロエンの場合はどれもが人間や動物の顔っぽく見えるからオモシロい。

 シトロエンのダブルアイの元祖は、コンセプトカーのLacoste Concept(ラコステコンセプト・2010年)で、究極の一台が自民党の衆議院議員、石破茂氏に似た顔のTubik Concept(トゥビックコンセプト・2011年)。

 C4カクタスはTubikの流れにあるモデルで、若干おとなしくなったものの石破色は健在だ。

石破元首相風雨の顔が強烈なTUBIK
次のページ
C1:眉毛を書かれたヤンチャな犬
icon-next-galary
1 2 3icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

関連キーワード

この記事のライター

市原 信幸
市原 信幸

市原 信幸

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌『おとなの週末』。2026年6月15日発売の7月号の表紙を飾るの…