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C1:眉毛を書かれたヤンチャな犬

 ダブルアイのインパクトで前述のC4カクタスと双璧をなすのがC1(2014~2022年)。トヨタアイゴ、プジョー107とコンポーネントを共用するAセグメントカーで、残念ながら3モデルとも日本では販売されていない。

 このC1のフロントマスクは、デイタイムランプが眉毛のように見え、子犬に眉毛を落書きしたようなヤンチャ顔に仕上げられている。グリル開口部を口に見立てると、何か悪だくみしてニヤリと笑っているようにも見える。

丸目の上のライトがウィンカーだったら完璧!!

AMI(アミ):クリフカットよりもシュールな顔が強烈

 AMIは1961年から1978年まで販売されたシトロエンのコンパクトカーで、リアピラーが逆スラントしたクリフカットで有名。このクリフカットは日本車では初代マツダキャロル、WiLL Viなどが採用していた。

AMIは逆スラントしたCピラーのクリフカットを採用

 AMIはシトロエンの量販モデルということでかなりの数が売れたというが、カワイイとは対極のかなり不気味な顔がパリをはじめフランスのいたるところに溢れていたのを想像するとけっこうシュールなものがある。

 AMIという車名は、2020年に超小型のふたり乗りEVとして復活。その顔は超絶シンプル!! このシンプルさも個性となっている。

大衆車としてこの顔が街中に溢れていたと思うとけっこう怖い

GS:顔の大部分が目という奇抜なデザイン

 人間の場合、小さい眼よりも大きいほうがカッコいい、美しいとされるが、重要なのはバランス。これはクルマについても同じで、ヘッドライトは小さすぎても大きすぎてもちょっと不格好に見えたりする。

 GS(1970~1986年)は、ヘッドライトが超絶大きい。古今東西いろいろなクルマがあるが、GSほど顔の大部分をヘッドライトとなっているクルマはないのではないか。さらにシトロエンご自慢のハイドロニューマチックサスを搭載しているため、エンジンを切ると車高が下がり、あたかも犬がへたり込んだようになり、生き物みたいに見える。

シトロエンは何とも言えない表情を作り出す天才

C6:かつてのフラッグシップセダンは深海魚顔

 GSとは対照的に目の比率が小さすぎるのが、シトロエンのフラッグシップセダンのC6(2005~2012年)の初代モデル。伸びやかでいかにも空力がよさそうな滑らかな面で構成されたプロポーションはエレガント。

 シトロエンのエンブレムのダブルシェブロンをグリルと一体化させたデザインはワイド感を出しているが、それによって正面から見ると目が異常に小さくてしかも離れているのを強調していて深海魚のよう。まぁ、この個性がC6にどっぷりハマる要因だけど。

現在街で見かけても目立ち度抜群のC6
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この記事のライター

市原 信幸
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