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和食も中華も圧倒的コスパ!『手作り料理 ようこそ』

地下1階は、昼夜を問わず独自の活気と熱気が渦巻くディープな名店街が立ち並ぶ。

ひしめき合う看板を眺め、今日はどこで胃袋を満たそうかと迷う時間すら愛おしい。そんな地下迷宮を歩いていると、「いらっしゃいませ!」と弾けるような笑顔で迎え入れてくれる一軒がある。『ようこそ(旧店名:居酒屋六六)』だ。

〜外観写真ください〜

数あるランチメニューのなかでも、人気を集めているのは「アジフライ定食」だ。

『手作り料理 ようこそ』の「アジフライ定食」(880円)
『手作り料理 ようこそ』の「アジフライ定食」(880円)

運ばれてきた盆を見て、まずそのボリュームに圧倒される。器に鎮座するのは、2枚の大ぶりのアジフライ。贅沢だ。このサイズ感に食べる前から心が満ちていく。

衣はサクッと揚がっており、味わい自体は奇をてらわない安心感のある定番の仕上がりだ。

特別な高級感や繊細さがあるわけではないが、誰もが想像する「ザ・定食屋のアジフライ」として、ご飯が進む。

驚きはボリュームだけに留まらない。ほかほかのご飯はおかわり無料で味噌汁や日替わりの小鉢が付き。それで価格はなんと880円。新橋という日本屈指のランチ激戦区において、このボリュームと価格を維持し続ける姿勢には頭が下がる。

「どの定食もお腹いっぱいになれる。小鉢も手抜きなしで、この値段は本当にありがたい」と、通う常連たちが口を揃えるのも頷ける。

「自家製のよだれ鶏とお酒で、昼から一杯やるお客さんも多いのよ」

そううれしそうに語る女将さん。「おいしいものを、安く、お腹いっぱい食べて幸せになってほしい」という、至極純粋で温かいホスピタリティがこのひと皿に詰まっている。1000円札1枚でお釣りがくる至福。店を出る頃には、「またガッツリ食べたくなったら来よう」と自然と頭に浮かぶ。

■『手作り料理 ようこそ』
[住所]東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル地下1階
[電話]03-6550-8566
[営業時間]11時〜23時半、土11時〜23時、日10時半〜23時
[休日]無休
[交通]JR山手線ほか新橋駅烏森口から徒歩約2分

ひと口に“新橋ランチ”と言っても、その魅力は実に奥深い。職人のこだわりが詰まった定食、長年変わらぬ味を守り続ける老舗、そして働く人の懐に優しい圧倒的コスパ。どの店にも、この街ならではの人情と実直さが息づいていた。

「ニュー新橋ビル」は、単なるグルメスポットではない。慌ただしい日常の合間に、ほっと肩の力を抜ける“街の社員食堂”のような存在なのだ。

午後の活力をチャージしたい日も、仕事終わりに一杯やりたい日も。新橋で働く人々に愛され続ける味を、ぜひ一度体感してみてほしい。

取材・撮影/永谷和樹

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永谷和樹
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