人生初のドーナツ
息子は、ゆっくりドーナツを口へ運んだ。そして、少し噛んで、目を丸くした。
「ドーナツって、こんなに美味しいんだ!」
その笑顔を見た瞬間、胸がいっぱいになった。
また一つ、「人生で初めて」が増えた。
「食べられる」が増えるということ
食物アレルギーがある家庭では、「食べられるものが増える」ことの方が何よりもうれしい。
ドーナツを食べられたことで、友達と同じ話ができる。
「どのドーナツが好き?」そんな何気ない会話にも入れる。一つのお菓子が、子どもの世界を広げてくれる。
「おいしい」が最初にある店
私が感動したのは、アレルギー対応だからではない。店の前には、アレルギーがある人も、そうでない人も、同じように並んでいる。
そして、みんなが「おいしい」を目的に買っている。
ここには、特別扱いがない。それが、とても心地よかった。
なぜ、この店をつくったのだろう
記事を書きながら、気になったことがあった。なぜ、グルテンフリーで、ヴィーガンという、新しい専門店を作ろうと思ったのだろう。
「おいしい」を追求するうえで、一番大切にしていることは何なのだろう。
そこで、『I’m donut ?』の皆さんにお話を伺った。



