全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・浅草の蕎麦店『仁行』です。
やさしく馴染む唯一無二の職人が打つ独特の極細蕎麦『浅草 仁行』@浅草
信州で生まれた蕎麦切りは、江戸中期より、屋台や店舗ともに増加し、江戸食文化を代表する料理となった。
東京には、多くの優れた蕎麦屋と信頼を寄せる蕎麦職人がいる。そのひとりである『仁行』の石井さんは、東京を皮切りに地方でも店を開いていたが、今は浅草に居を構えている。
独特な極細蕎麦は、彼だけが打つ蕎麦だ。手繰ると、唇が躍動する快感があり、放たれた香りがのどにぶつかり、鼻腔に抜ける。
もりそば おまかせ 13200円の一品

細い蕎麦は、口腔内の念膜に、舌や上顎、のどの粘膜に、空気のように馴染むやさしさがある。人間にやさしいだけではない。温かいツユにも鴨の滋味にも、やさしく馴染む。
石井さんの蕎麦を食べる喜びを体に宿して、とっくりと飲む。東京にいる幸せを噛み締めることができる蕎麦である。
浅草『仁行』
[店名]『仁行』
[住所]東京都台東区浅草4-43-2
[電話]070-1469-4541
[営業時間]18時〜22時
[休日]不定休
[交通]TX浅草駅A出口から徒歩15分
撮影/貝塚 隆、文/マッキー牧元
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
※画像ギャラリーでは、『仁行』の趣ある外観の画像をご覧いただけます。
※月刊情報誌『おとなの週末』2026年8月号発売時点の情報です。

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