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おっさん女子的に今年初めてのタコライスを食べると、「オレの夏到来!」という気分になるのですが、2019年のオレの夏は早かった……。5月中旬に来ました……。さらに冗談みたいなタコライスで、夏を始めてしまいました……。

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オレの夏を到来させた“吉祥寺で冗談みたいなタコライス2019”を総括、の件

おっさん女子的に今年初めてのタコライスを食べると、「オレの夏到来!」という気分になるのですが、2018年は、6月中旬にドイツ料理屋で沖縄名物のタコライスを食べてしまい、本道を外したまま夏を終えてしまいました……(連載59回参照)。
そして2019年のオレの夏は早かった……。
6月中旬に来ました……。
さらに冗談みたいなタコライスで、夏を始めてしまいました……。

まず地元民の間で、たいして話題になっていなかった(偉そうですまん)、キラリナの大改装&店入れ替えが、4月にありました。
私はさして興味がないのでスルーしていた。
しかし、なにげなくキラリナのチラシを手にしたら、そこにはタコライス風コッペパンが!
タコライス!
タコライスって……。
パンだろ?
おい!

イラスト/小豆だるま

コッペパンといえば、2018年に吉祥寺のブームだったのですが(39回参照)、このタイミングで名古屋系有名喫茶店チェーン『K珈琲』が、『やわからSコッペ』というコッペパンのお店をオープンしていたのです。
そこに沖縄名物“タコライス”コッペパン……。
すかさず買いました。
おかずコッペというカテゴリーで、値段もちょっと高いです。
390円(税込)!
店名が雄弁に語っていますが、この店は柔らかくて、白いもちもちのコッペパンがウリなのですが、そこにはタコライスが挟んである。
しかし、ライスはない……。
ライスは挟んでないわよ、みなさん!
雑に言うとタコスの中身が挟んであるコッペパンなんだよ。
どうなんだよ? これ?
でも美味しかった……。
実は、私はタコスも好きなんです……。
でもライスがないタコライスなんて、認められん!
と思いましたが、ガツガツと食べてしまいました……。
そんな感じで、6月中旬にオレの夏を到来させてしまいました……。
ここのコッペパンですけど、正直やり過ぎです。
和コッペ、洋コッペは、まあ定番っぽいんですけど、おかずコッペがヤバイ。
タコライスを筆頭として、ガパオ(鶏肉のバジル炒め)とか、みそかつ棒、タルタルチキン南蛮、霧島黒豚焼肉などなど。
ちょっと後戻りできない感じのラインナップになっております。

冗談みたいなタコライスで夏を始めてしまったので、2019年はそれを完遂することにしました。
そこでライスのあるタコライスを食べるべく、西荻方面の高架下にある『H』にGO!
正直、絵本の中みたい……っていうかメルヘンっていうか、ドリーミーな空間です。
女子しかいません&インスタ映えです。
私はそのような趣味は一切ないので、スルーしてきた店ですが、実はここに、“八本足のタコ”が乗っているタコライスがあるんです……。
なんとひき肉の代わりにタコが入っているタコミートなんですよ!
店内はドリーミーだが、メニューはふざけています(超ホメています)。
そこで本物の“タコ”ライスを食べました。
美味しかったです。
野菜が多めでヘルシーだ。
吉祥寺のドリーミー、侮れん!
でも吉祥寺には、ハモニカ横丁に、タコライス専門店もあるんですよ……(去年も書いた気がする)。
今年は冗談みたいな夏でした。
以上。

天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
小豆だるま
高校の国語教員を経てイラストレーター・漫画家になる。ギャグとシリアスを行ったり来たりする作風で雑誌・書籍・webなどで活躍中。著書は「日々ズレズレ」(小学館)その他。好物はタイ料理と辛いもの。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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