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全国のラーメンの名店が出店する「新横浜ラーメン博物館」(ラー博)は、年間80万人以上もの客が訪れる“ラーメンの聖地”です。横浜市の新横浜駅前にオープン後、2024年3月に30年の節目を迎えましたが、これまでに招致したラーメン店は50店以上、延べ入館者数は3000万人を超えます。岩岡洋志館長が、それら名店の「ラーメンと人が織りなす物語」を紡ぎました。それが、新刊『ラー博30年 新横浜ラーメン博物館 あの伝説のラーメン店53』(講談社ビーシー/講談社)です。収録の中から、パスタ王国イタリアで人気を博している「CASA LUCA(カーザ ルカ)」を紹介します。

『ラー博30年 新横浜ラーメン博物館 あの伝説のラーメン店53』(講談社ビーシー/講談社、1760円)
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イタリアの地元の人たちに支持されるラーメン

2013年から始まった海外のラーメン店を、“逆輸入ラーメン”として紹介する企画。その第3弾は、イタリアはミラノの店となりました。2015年5月29日から、2017年1月まで新横浜ラーメン博物館に出店いただいたのは、“ミラノとんこつ”の「CASA LUCA(カーザ ルカ)」。ラー博史上初の外国人店主となりました。言語の問題があるなか、出店までこぎ着けたのはうれしいことでした。

イタリアはご存じのようにパスタ王国です。そんななか、異国の麺類であるラーメンが、地元の人に支持されているというのは驚きでした。その当時のミラノには、あの「スターバックス」すらない(2018年にミラノに初出店)ほど、自国の味を大事にする国でしたので、さらに驚きました。

【「CASA LUCA(カーザ ルカ)」過去のラー博出店期間】
・ラー博初出店:2015年5月29日~2017年1月9日
・「あの銘店をもう一度」出店:2023年6月6日~2023年6月26日

逆輸入ラーメンの第3弾はイタリアからのラー博出店。2015年出店当時の外観
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NYで「一風堂」の味に衝撃を受けた店主のカタルファモさん
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