全国には数多くの難読地名が存在します。うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをした人も多いはず。
本コーナーでは、読み間違いが多い難読地名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。
文、画像/おと週Web編集部
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難易度:★★★☆☆
■難読漢字、地名編の正解はこちら
正解:かんのうら
高知県安芸郡東洋町に位置する甲浦は、徳島県との県境に位置し、古くから土佐の東玄関として重要な役割を果たしてきました。
かつては「甲浦町」として独立した行政区でしたが、1959年に隣接する野根町と合併し、現在の東洋町が発足したことで町名は消滅しました。とはいえ「甲浦」という地名はいまも地域内で使われており、港や鉄道の名称などにも残っています。
太平洋に面するエリアで、新鮮な海の幸が豊富に獲れます。なかでも、地元名物のカツオのタタキは絶品です。
農産物では、高知県を代表する特産品のポンカンが栽培されており、甘みと香りが特徴です。
また、甲浦駅近くにある「のきした豆腐カフェ」では、手作り豆腐を使った料理が人気です。なかでも、揚げたての厚揚げや豆乳を使った担々手打ちうどんが評判で、地元の人や観光客に親しまれています。
営業は真夏と真冬を除く特定の土曜日の午前11時から午後1時までの2時間限定なので、訪れる際は事前に営業日や時間を確認することをおすすめします。
地名の由来にはいくつかの説があります。もっとも有力なのは、湾の形が「甲(かぶと)」の鍬形(くわがた)に似ていたため、「甲の浦(かぶとのうら)」が転じて「かんのうら」になったというものです。
また、湾内に多く生息する甲貝(かぶとがい)が名前の由来という説や、「神(かむ)の浦」が語源だとする説もあります。
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