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はじめに

コストパフォーマンス良し、お酒にもぴったり、食べたい分だけちょっとずつ頼める。そんなわがままな条件を満たすのは、我らが「やきとん」!
串を片手にちょっと一杯が、ついつい何杯にもなってしまう危険性すらはらむ、魅惑の存在ですよね。
ここでは「絶品焼きとん」のお店を厳選してご紹介していきます!やきとん激戦区の東京で生き残る、数々の名店をとくとご堪能ください!

『やきとん ま~ちゃん』(最寄駅:仲御徒町駅)

▲ちれ、はらみ、てっぽう、れば、なんこつ、肉巻きトマトチーズのせ 各130円~250円

御徒町のやきとんといえばこちら。秋元屋で修業した店主が受け継いでアレンジした味噌だれで、リピーター続出の名店です!
絶え間なく串が焼かれ、煙がもくもくとした店内の様子からも、味に期待できる雰囲気がひしひし伝わってきます!
1本130円からと安く、コスパが良すぎるのも魅力!各メニューの下に、どこの部位なのかも書いてくれていて初めての人にも優しいんです。
焼きもの以外では、「コブクロ刺し」もイチオシ。ピンク色に輝いています。日本酒やサワーなどドリンクメニューも豊富ですよ!

▲『やきとん ま~ちゃん』店内の様子

■『やきとん ま~ちゃん』
[住所]東京都台東区台東4-6-1
[TEL]03-3835-1758
[営業時間]17時~23時半(22時半LO)、土曜日・日曜日・祝日:16時~23時半(22時半LO、日曜日・祝日は22時LO)
[休日]無休
[座席]カウンター14席、テーブル席7席 計21席/全席禁煙/予約不可/カード不可/サなし、席料100円別
[アクセス]地下鉄日比谷線仲御徒町1番出口から徒歩2分、JR山手線ほか御徒町駅南口から徒歩5分

『もつ焼 煮込み いとや』(最寄駅:蒲田駅)

▲なんこつ・たん・かしら・れば・しろ・ちれ、あみれば 各140円、200円

蒲田駅からすぐのこちらのお店は、大衆的な雰囲気でついつい長居してしまいます。ホッピーやシャリキンのレモンサワーなどを片手にもつ料理は、とにかく幸せの一言に尽きる!

新鮮なもつは希少部位も取り揃えており、塩や自家製ダレなど味付けは基本的におまかせです。土、日曜は昼から売り切れるまでの営業なので、休みの日に焼きとんで昼飲みなんていうのもそそられますね。

▲『もつ焼 煮込み いとや』外観

■『もつ焼 煮込み いとや』
[住所]東京都大田区西蒲田7-29-3
[TEL]03-6885-4970
[営業時間]15時~23時(22時半LO)、土曜日・日曜日・祝日:13時半~材料が無くなり次第終了※ランチタイム有
[休日]無休
[座席]カウンター35席、テーブル席10席 計45席/全席喫煙可/予約可/カード不可/サなし、席料50円別
[アクセス]JR京浜東北線ほか蒲田駅西口から徒歩2分

『あぶり清水 HANARE』(最寄駅:新橋駅)

▲上タン、レバテキ、あみチレ、あみハツ、あみレバ 380円、210円、210円、210円、210円

駅から徒歩1分という好立地のお店は、ここ新橋以外にも進出しているやきとんの超人気店!
おすすめは、「あみレバ」と名付けられた、レバーを網脂で巻いたもの。プリッとしたレバーに程よい脂身がジューシーで一度食べたらクセになります!
看板メニューのもつ鍋や、唐辛子のピリ辛にキャベツモリモリの鉄鍋ホルモン焼も美味しいのでぜひご賞味あれ。

▲『あぶり清水 HANARE』店内の様子

■『あぶり清水 HANARE』
[住所]東京都港区新橋3-26-4 相互ビル1階
[TEL]03-6280-6724
[営業時間]17時~翌4時(翌3時LO)、月曜日・土曜日・日曜日・祝日:17時~23時半(23時LO、食材が無くなり次第終了)
[休日]無休
[座席]カウンター6席、テーブル席20席 計26席/全席禁煙/予約可/カード可/サなし、お通し380円別
[アクセス]JR山手線ほか新橋駅烏森口・汐留口から徒歩1分

『もつ焼き 煮込み 鶴田』(最寄駅:神田駅)

▲れば、たんカルビ、とんとろ、しろ、てっぽう 120円、180円、190円、120円、140円

予約必須の超有名店、錦糸町「楓」が出した2号店が、こちらのお店です。
ハツラツとした活気あふれる店内で食べられるモツは、群馬県から毎朝直送される新鮮な上州豚と黒毛和牛のもの。焼き加減も味も運ばれてくるタイミングも、すべてがベストな状態!臭みやクセも、一切ありません!
秘伝の味噌だれで大鍋で仕込まれている「牛もつ煮込み」もアテに最高!忘れずにご注文を!

▲『もつ焼き 煮込み 鶴田』店内の様子

■『もつ焼き 煮込み 鶴田』
[住所]東京都中央区日本橋本石町4-5-11
[TEL]03-6262-3474
[営業時間]16時~23時半(23時LO、土曜日はなくなり次第終了)
[休日]日曜日・祝日
[座席]カウンター12席、テーブル席16席 計28席/全席喫煙可/予約可/カード不可/サなし、席料100円別
[アクセス]JR山手線ほか神田町駅南口から徒歩3分

『やきとん ざぶ』(最寄駅:表参道駅)

▲おまかせ串焼き6本盛り合わせ 1640円

庶民の味というイメージのやきとんも、おしゃれに楽しむ時代となりました♪こちらは、デートや女子会に使えるおしゃれな雰囲気が、やきとんのイメージとのギャップもあり、その意外性が人気の秘密!
もちろん味も抜群で、仕入れは店主自ら厳選。自家製ひき肉の「つくね」や、ネギと胡麻の香りが食欲をそそる「ねぎレバ」など名物メニューもたくさん!ぜひワインや自家製サングリアと一緒に召し上がれ♪
人気の個室は早めに予約が必要です。

▲『やきとん ざぶ』の店内の様子

■『やきとん ざぶ』
[住所]東京都渋谷区渋谷2-2-1 青山グリーンプラザ2階
[TEL]03-5778-3629
[営業時間]17時~24時(23時LO)
[休日]日曜日・祝日
[座席]カウンター12席、テーブル席10席、個室1室(8名) 計30席/全席禁煙/予約可/カード可/サなし、お通し350円別
[アクセス]地下鉄銀座線ほか表参道駅B1出口から徒歩8分

『やきとん ユカちゃん 麻布ふじ嶋 新橋店』(最寄駅:新橋駅)

▲かしら、タンなどの串各種 180円~

仕事帰りに気軽に立ち寄れる雰囲気のお店は、有名店・麻布十番の「ふじ嶋」の姉妹店。食肉市場でオーナーが自ら厳選して仕入れた肉を使用していて、とにかく肉質の良さに惚れ惚れします!
ネギのしゃきしゃきが最高に合う「ネギだれレバー」は鉄板メニュー!絶妙な焼き加減がたまりません。これは何本でもいけちゃう!
他にも、砂糖を使わず野菜からの甘みを引き出した特製の「和牛モツ煮込み豆腐」も、やみつきになります。
金宮焼酎を使ったホッピーとともに、堪能してください♪

■『やきとん ユカちゃん 麻布ふじ嶋 新橋店』
[住所]東京都港区新橋4-14-4 1階
[TEL]03-3459-5140
[営業時間]17時~24時(23時LO)、土曜日は食材が無くなり次第終了
[休日]祝日不定休
[アクセス]JR山手線ほか新橋駅烏森口から徒歩2分

『第三秋元屋』(最寄駅:野方駅)

▲白金豚ロース 250円

野方のやきとんといえばここ!と最初にお店の名前が挙がるほどの人気店!すぐ近くにある本店同様、ニンニクと味噌が香ばしい「かしら」が超絶品です♪
鮮度に自信があるので、焼き加減は比較的浅め。お肉のジューシーさが一口目からじわりと口いっぱいに広がります。本店にはなくこちらのお店でしか食べられない「白銀豚の串」は、豚本来の甘みが感じられるおすすめの逸品です。
他にも絶対に外せないのが「ホルモン塩煮込み」。香味野菜や生姜で臭みを消し、ほぼ塩のみの味付けはシンプルな美味しさで、汁もがアテの一品に感じられるほど旨い!ついついお酒を呑みすぎてしまうかも。

▲『第三秋元屋』店内の様子

■『第三秋元屋』
[住所]東京都中野区野方5-31-9
[TEL]03-3330-1920
[営業時間]17時~23時(22時LO)、土曜日・日曜日・祝日:16時~23時(22時LO)
[休日]木曜日
[座席]1階カウンター16席、2階テーブル30席 計46席/全席喫煙可/予約可/カード不可/サなし、席料100円別
[アクセス]西武新宿線野方駅南口から徒歩1分

『もつ焼 丸松』(最寄駅:東中野駅)

▲かしら、かしらあぶら 1本各120円

有名な秋元屋から独立した店主が腕を振るうこちらのお店は、行列必至の繁盛店で、常に満席!
臭みがまったくなく、プリプリしている「白レバー」や、旨みがギュっと詰まった「かしら」などが人気!また、サイドメニューも好評で、あっさりした味噌味のモツ煮は絶品。また、ちょこっとカレーはモツ入りもあり、注文する人が多い隠れ人気メニューです。
女性や、1人でも入りやすい雰囲気なのが、やきとん屋さんでは珍しく、嬉しいですね♪

 

■『もつ焼 丸松』
[住所]東京都中野区東中野1-56-4 第一ビル1-D
[TEL]03-5338-4039
[営業時間]16時~23時(22時LO)
[休日]月曜日
[アクセス]JR総武線東中野駅西口2番出口から徒歩すぐ、都営大江戸線東中野駅A1出口から徒歩2分

 

オリジナルコラム:「やきとん」ぶっちゃけ覆面座談会!

大衆派からオシャレ系まで最新焼きとん店を東京都内を巡って1ヶ月覆面調査結果報告!

肥田木(以下肥)「焼きとん尽くしの1ヵ月だったけど印象に残った店は?」
戎「僕はやっぱり蒲田の『いとや』ですね。オツなコの字カウンターで、気軽に入れる雰囲気がたまらない。希少部位の串も多いですし。それにあの王道の煮込み、また食いたいッ」

肥「わかる~。外からお客さんの楽しそうな雰囲気が見えて、入る前からいい店だって伝わるよね。オープン1年であの大繁盛なんだから、まさに次代の名店。私、家近いから通おっと」
戎「ホント肥田木さんが羨ましいっスよ。それにしても焼きとんって〝安くて旨い〟がピッタリですよね。飲んで食べて1人3000円程度だし。何てったって大衆的な感じも魅力です」

肥「でも大衆系だけじゃなくてオシャレにも注目かな。表参道の『ざぶ』なんてお餅やチーズを使ったロール巻きなど女子好みの串や一品料理も多いからデートにも使えるよ」
戎「そうそう、焼鳥なら当たり前にオシャレな店があるけど、焼きとん界にもその傾向アリなんですかね。ココの煮込みは店主の祖母の味を受け継いでいるそうで、ピリ辛なんだけど何だかホッコリやさしい感じでした」

肥「ほかに戎クンの注目店は?」
戎「野方の『第三秋元屋』。本店は行列で知られるけど、3号店もさすがです。今度両方行ってみたい」
肥「私も本店は何度も行ったけど、近くに3店目ができたなんて知らなかった。雰囲気がまた違うから使い分けるのもいいかもね。3号店しかない白金豚の串が旨いのなんのって」
戎「他店と違って塩味の煮込みも超旨かったスね。うっ、食いてーッ」

肥「あのさ、さっきから煮込み煮込みって、そんなに好きだったっけ?」
戎「いやあ、焼きとんの店ってどこも煮込みが絶品なんですよ。誌面でもすべての店の煮込みを紹介していますけど、ぜひ食べ比べてほしい」
肥「なるほどね。それと酒はやっぱシャリキンが多かったね」
戎「くう~、旨い焼きとんとシャリキンの最強タッグは何度僕を酔わせたことか。仲御徒町『ま~ちゃん』ではあまりに串と酒が旨過ぎて……」
肥「終電乗り遅れたんだよね(笑)。でも旨かったんだからいいじゃん」
戎「ハイ、今回見つけた店は僕的にカプセルホテル泊も視野に入れて堪能したい名店ばかり。オススメです!」

おわりに

ここまで、グルメ雑誌「おとなの週末」のグルメライターが、足と胃で発掘してきた名店を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
人気店が2号店・3号店を続々とオープンさせているのも、焼きとん界のここ数年のトレンド!本店は常に満員でも支店なら入りやすいという穴場感も魅力ですよね♪
さっそくお腹がすいてきたのでは?!どこも行列店なので、早めの来店や事前の予約がおすすめです!

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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