朝晩の通勤時間帯に限らず、常に多くの人が行き交う駅〈品川〉。そんな活気溢れる駅ナカにあるグルメスポットは感度高めなショップが満載で、グルメネタも充実のラインナップ。日がな居てしまいそうな楽しさです。テイクアウト系も充実で、ちょっとした手土産にぴったりなものからお弁当系までこれまたセンス良しな美味満載。品川駅限定もあります!
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【エキュート品川サウス】『品川ひおき(スタンドひおき)』 満足必至の定食から立ち飲み、居酒屋使いまで昼夜を問わずの使い勝手
品川駅ナカの居酒屋としてかつて親しまれていた『薩摩屋敷』が2011年にリニューアル。腹ペコの男性サラリーマンはもとより、女性おひとり様にも親しまれる、よりウェルカムな業態となった。
朝の定食から満席になることも多く、昼夜を問わず使い勝手抜群なのだ。人気No. 1の「チキン南蛮定食」のチキンカツは柔らかく、ボリュームたっぷり。自家製タルタルを自分で混ぜ混ぜして食すのがいい。かと思えば彩りも美しい「サーモンとマグロアボカド丼」はヘルシーで特に女性に人気。ともかく定食が充実している。
面白いのは、立ち食い& 立ち飲みもOKな『スタンドひおき』が併設されていること。夕方以降はうれしいちょい飲みセットも。気分に応じて使い倒したい!
営業時間:7時~23時、日・祝 ~22時(※ランチメニュー11時~)
定休日:無休
【エキュート品川サウス】『おだし東京』 和+世界の知恵の旨みがじわじわと染みるなんとも贅沢な味わい
まずは大人気の定番「8種のおだしと真鯛のお碗」をいただけばわかる。お碗の中の汁をひと口すすると、なんとも旨そうな香りを追って、やさしくも複雑で奥の深いコクがじわりと染みてくる。
曰く「日本の料理+世界の食の知恵ということで、他の和食屋さんでは食べられないかけ算を目指した」のだとか。“8種”には昆布やカツオのみならず、フォン・ド・ボーやフュメ・ド・ポワソン、鶏白湯など和洋中の旨みが掛け合わさっている。
ご存知『スープ ストック トーキョー』が、これまで培った知恵をいわば逆説的に生かした新業態。じっくり味わいたい。
営業時間:7時~23時(22時半LO)、日・祝8時~22時(21時半LO)
定休日:無休
【エキュート品川サウス】『カフェ&バー TAMEALS(タミルズ) 』 人気のプルドポークもボロネーゼもすべて手作りのイカしたダイナー
開店当初はアメリカンダイナーのイメージ、以降日々多くの人々が行き交う品川のニーズに対応し、活力を与える存在でありたいと徐々に変化。モーニングからランチ、カフェ、ディナー&一杯と楽しめる。
一見普通の軽食かと思いきや、フードやデザートはいずれも一から手作り、無添加。たとえば人気の“プルドポーク”は、ブロック肉をオーブンで焼き、2時間スチームで蒸してから自家製スパイスで仕込む。BBQソースがしみしみでボリュームも満点だ。直火式の旧型マシンで毎朝自家焙煎するコーヒーも旨し。思いのこもったメニューがうれしい。
営業時間:7時~23時(22時LO)※時間帯でメニュー変更あり
定休日:無休
【エキュート品川2階】『カッフェクラシカ』 駅ナカの隠れ家!ワイン一杯から楽しめる上質なイタリアン
中がブラインドになったエントランスから一歩入ると、シックな空間が広がり、思わず駅ナカにいるのを忘れるはず。そして、提供される料理のお皿それぞれの目を引くような美しさや本格の味わいにも。
とはいえ、敷居は全く高くなく、誰でも“マルチに”使えるところが魅力。リストランテとしてランチやディナーはもちろん、ドルチェと一緒にカフェ、グラス1杯からワインバーとしても楽しめる。
さらにぜひ、味わいたいのが、“今月のシェフおすすめ料理”。月替りでイタリア各州の郷土料理をテーマに前菜、パスタ、メインディッシュが3~4皿ずつ展開される。ぴったりのワインもあるのは言うまでもない。
営業時間:11時~23時(22時LO)、日・祝 ~21時(20時LO)
定休日:無休
【エキュート品川1階】『バル マルシェ コダマ』 テラス席も気分最高 本格生ハムやソーセージ満載のお得モーニング!
スペインやイタリアから直輸入した伝統製法の生ハムや、自家製ソーセージなどの食肉加工製造を手がける老舗メーカー『コダマ』。そのバル&デリカテッセンがこちら。
で、まず見逃せないのがモーニングだ。ワンプレート上には生ハムとソーセージがわんさか。バゲットにサラダ、茹で卵にドリンク付きで、なんとワンコイン500円。生ハムはプロシュートの14 ヶ月熟成、ソーセージは自家製の日替わり。朝から肉満喫でシアワセだ!
多彩な肉メニューはランチも夜も充実。シャルキュトリーをつまみに、ビールやワインで軽く一杯というのも最高なのだ。
営業時間:8時~22時、日・祝 ~20時半
定休日:無休
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【エキュート品川1階】『アトリエうかい』 味わいの余韻は長く食感は軽やかなクッキー詰め合わせ
鉄板料理の名店『うかい亭』のコースの〆を飾るプティフールから誕生した、宝石箱のようなクッキーの詰め合わせ。
薄焼きクッキーを重ねた木苺のジャムサンドはほどけるように、ゴマ香るガレットはサクサクと、チョコレートとパッションフルーツのクッキーはしっとり。食感は多彩に、どれも素材の味わいが力強い。
【エキュート品川1階】『軽井沢いぶる』 じっくりと低温燻製 口に運ぶ前に奥深き燻香を楽しむ
低温燻製をかけた塩などの調味料やシャルキュトリーを販売する同店。「燻製ナッツ」はアーモンド、ピーナッツ、カシューナッツが入って食感豊か。
低温で芯まで燻されたナッツは、実の甘みまで堪能できる。また「燻製柿の種」は、自家製の燻製醤油が染みたあられとピーナッツ。この上なくビールを呼ぶ味わいだ。
【エキュート品川1階】『いなり専門店 豆狸(まめだ)』 醤油で煮たあさりと枝豆が入った風味豊かないなり
北海道から九州まで、全国に店舗を持ついなり寿司専門店の人気の秘密は、甘さ控えめで、酢飯の味わいを活かす油揚げ。
「あさりいなり」はエキュート品川限定メニューで、生姜醤油で煮たあさりと塩昆布が入っている。加えてアクセントで入った枝豆の食感も楽しい。気軽につまめるため、手土産としても喜ばれる一品。
【エキュート品川1階】『サカナバッカ』 白身の旨みに専門店の矜恃を感じる彩り豊かな海鮮ちらし
ネット予約した鮮魚を受け取れる、ユニークなサービスを展開する魚屋。
旬の魚介を使った「ばらちらし丼」には、カンパチ、本マグロ、ホタテ、イクラなどを色鮮やかに折り詰め。鮮度の良さと旨みの濃さが両立する白身には、専門店ならではの実力が冴え渡る。
酢飯も重たくないので小腹が空いた時や酒のアテにもいい。
【エキュート品川サウス】『目黒東山 菓匠雅庵』 1人前でもたっぷりと 黒蜜なしでもしっかり甘さ漂う
北海道の小豆や、瀬戸内の藻塩など、厳選素材で作る和菓子が人気。わらび餅にはあらかじめ、香りとコクに秀でた国産きな粉をまぶして販売。丹念に煉り上げたふるふるとした食感と風味のわらび餅は、黒蜜なしでも美味だ。
こちらはエキュート品川限定で、ひとり用とはいえ充分な量があるので、お持たせにも最適。
発見の多かった駅ナカ チーム品川が熱く語る!
ライター池田(以下、池) 「まず、さすが駅ナカと改めて感心したのは、朝タイムの充実ぶり。普段、通勤時間帯の朝メシって、思い浮かぶのはファストフードとか立ち食い蕎麦くらいのイメージだけど、その選択肢の多さに驚いた。しかも生ハムワンコインあり、おだし系あり、他にもモーニング、朝定とか充実。」
『おとなの週末』編集和賀(以下、和) 「そうそう、今回取材した『バル マルシェ コダマ』とか、調査しに来た日は売り切れてたし!人気あるよね~。でも悔しいから隣の『PAUL』でコーヒー買って併設のテラスに出てみたら、なんかすっごい気持ち良かった。ちょっとパリの北駅にいるような気分だったよ(笑)。」
ライター岡野(以下、岡) 「また和賀さん気取っちゃって。でも実は僕も同感で。だってフロア内に花屋があったり、ワインショップやシャルキュトリーまで買えたりして、まるでパリのマルシェ巡りをしている気分に!吹き抜けの天井窓とか、アガりますっ。あと、ちょっとひと息つきたいときに、『加賀棒茶 丸八製茶葉』とか『サザコーヒー』『ベジテリア』なんかの手軽に買えるドリンクスタンドが多いのもいいですよね。」
池 「オレはひと息なら『タミルズ』や『常陸野ブルーイング品川 ビア&カフェ』とかでビールがいいなぁ(笑)。あとさ、品川駅ナカって、お~あそこがって名店が入ってたりして驚くよね。さらに駅利用者のニーズに合わせて使い勝手よくメニューやサービスも工夫してる。いろんな人が使えるように、敷居は低く、クオリティは高。」
岡 「ある意味デパ地下超えかも。そのまま新幹線も乗れるし。」
和 「知人が、エキュートに住みたいって言ってたよ(笑)。」
池 「確かに住めるね(笑)。バラエティがあって楽しめて、さすがやんと思ったぞ!」
※店のデータは、2021年1月号発売時点の情報です。
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