日本で主に食される麺類を原料別に分類
日本で食べられているメジャーな麺類を、原料をもとに分類してみます。
小麦アレルギーのある方の中には、麺類自体を避ける方もいらっしゃいますが、小麦をまったく含まず、問題なく食べられる麺類もあります(ただし製品によってはつなぎとして小麦を含む場合もあるので注意が必要です)。
また、最近はグルテンフリー(グルテンを含む小麦粉製品を摂取しない)という考えが注目されていますが、グルテンに耐性のある人にとっては、食生活が制限されることによるマイナス面も考える必要があるかもしれません。
大事なことは、正しい知識を身に付け、かしこく取捨選択をすることではないでしょうか。そのためのご参考としていただければ幸いです。
(1)小麦粉を原料とする麺類
【うどん系】うどん、冷や麦、そうめん、きしめんなど
これらは製法はほぼ同じですが、麺の太さや形状によって分類されています。
【中華麺系】ラーメン、焼きそば、ちゃんぽん、冷やし中華など
基本的にかん水を用いて作られます。生麺と蒸し麺など若干製法に違いがあります。
【パスタ系】スパゲティ、マカロニ、ペンネなど
パスタには様々な分類法があり、500種類以上にも分類されると言われますが、日本で通常食べられるパスタはそれほど種類は多くありません。
【冷麺(日本系)】盛岡冷麺、別府冷麺など
朝鮮半島発祥の冷麺はそば粉が主原料ですが、日本では小麦粉を主原料としています。