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味付けは醤油と酒だけ。イクラ醤油漬けの作り方

とはいえ、苦労はこの下ごしらえまでです。あとは、醤油と酒で味付けすれば出来上がり。昨今は寄生するアニサキスの問題もあり、48時間以上の冷凍は必須です。かつては、冷凍せずに一晩おいただけで食べておりましたが、幸いなことに解凍してもイクラの味はほとんど変わりないと思います。オイラの作り方をご紹介いたします。

●イクラ醤油漬け(仕込み編)
1)手に入れた生筋子はボウルに入れ、塩水で軽く洗う。
2)別のボウルにお風呂の湯くらいの湯(40度前後)を用意し、洗った生筋子を浸け、手でしごくか、割りばしでグルグルとかき混ぜるようにして卵をほぐしていく。※卵が成熟して皮がしっかりしているときは、ボウルの上にもち網を置き、網の上でなでまわすようにすると、卵がバラバラとほぐれ落ちます。

生筋子は40度前後のお湯に浸けほぐしていく
ほぐすときは割りばしを使い、グルグルかき混ぜていくときれいにほぐれていく
卵が十分に成熟している10月頃の生筋子なら、もち網で簡単にほぐせる

3)ほぐれた卵は何度も水洗いする。水を替えるたびに表面に白い脂質膜やつぶれた卵のカスが浮いてくるので、上澄みを流すように10回以上洗うことを繰り返し、ザルにとり水けをきる。※洗い終わりには、再度塩水で洗うと卵がきれいに仕上がります。

ほぐれた卵は何度も何度も水で洗い、表面に浮き上がってきた粘膜やつぶれた卵カスを流して取り除く
洗い終わりは塩水で洗うと卵がぷっくりと仕上がる。この状態で水けをきる
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●イクラ醤油漬け(調理編)1)ほぐした生筋子の卵はガラスボウ...
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沢田浩
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