「おとなの週末Web」では、食に関するさまざまな話題をお届けしています。「『食』の三択コラム」では、食に関する様々な疑問に視線を向け、読者の知的好奇心に応えます。今回のテーマは「くだものの木」です。
文:三井能力開発研究所代表取締役・圓岡太治
「木」に成るもの、「草」に成るもの
農作物の多くは「木」に成るものと「草」に成るもの(あるいは草そのもの)とに分類されます。農林水産省の区分では、それは果樹(くだもの)と野菜との違いにも関係します。
木と草は明らかに異なるように思えますが、実は必ずしも明確に判断できるケースばかりではありません。たとえば竹は木なのか、草なのかというのは、学者でも意見が分かれる問題です。一般には木と思われているものが、植物学的には草である場合もあります。
さて次の中で、木だと思われがちですが、実は木でないものが一つあります。それはどれでしょうか。
(1)バナナの木
(2)キウイの木
(3)アボガドの木