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鶏専門精肉店の経験を生かしたラーメン

「中華そば坂本」の創業は、昭和33年。創業者の坂本勇さんは、鶏専門の精肉店を営んでいました。そのお店の隣で奥様が、中華そば屋さんを始めることとなり、中華そばを作り始めました。これが現存する最古の笠岡ラーメン店の始まりです。

鶏専門の精肉店を営んでいた経験を存分に活かし、勇さんはオリジナルでその味を生み出しました。現在は二代目・坂本英喜さんがお店を守られています。

「中華そば坂本」本店の外観(2010年撮影)

徹底解剖「中華そば坂本」の魅力

・スープ
「中華そば坂本」の最大の特徴は、タレ・スープ・チャーシュー脂とすべて「鶏」だけで作られていることです。しかもこの「鶏」は短期間で出荷する「若鶏」とは違い、のびのびと育てられた「親鶏」と決まっています。鶏ガラをじっくり煮込んだ淡麗(澄んだ)スープ、ブレンドした醤油で鶏肉を煮込んだタレ、その煮込んだ鶏肉を使った鶏チャーシュー、そして上質な鶏油と、まさに『純鶏』ラーメンなのです。そして、その味を引き立てる麺とシンプルな具材。

鶏の旨味が凝縮したスープ

・麺
麺は笠岡市内の大半のお店が仕入れている丸新麺業の低加水(小麦に加える水が少なめ)中細ストレート麺。この麺でなければ一体感が味わえません。

丸新麺業の低加水中細ストレート麺

・かしわ(鶏チャーシュー)
育成日数が1,000日以上の親鶏を使用。若鶏にはないコリコリとした触感と奥深い味わいが後を引きます。

かしわ(鶏チャーシュー)

・青ネギ
笠岡ラーメンの特徴ともいえるネギ。中華そば坂本ではざっくりと斜めに切った青ネギがたっぷりのります。

斜めに切った青ネギが特徴的

・メンマ
太めの拍子木型に切られたメンマ。少し柔らかめの麺と合わせて食べ、その食感をお楽しみください。

拍子木型に切られたメンマ

混じりっ気なしの「とり中華そば」を是非お召し上がりください。

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あの銘店をもう一度・第6弾・「中華そば坂本」...
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おとなの週末Web編集部
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