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シェフ理想の味を具現化した厳選素材たち

それもそのはず、このバターサンド、川手シェフがこれまで培った経験や技術を駆使し、自身が思い描く理想の“カタチ”や“想い”を半年以上もの試行錯誤を重ねて具現化した味なのだから。

フレンチの要素を取り入れたバタークリームは、1℃、1gのわずかな違いでニュアンスが変わるというシェフ黄金比の焦がしバターを使用

焦がしバターを作り、クリームに仕上げる
焦がしバターを作り、クリームに仕上げる

それを引き立てる生地には、ブルターニュ地方の伝統の焼き菓子「ガレットブルトンヌ」を選んだ。これがまあ奥深くて、上品で。繊細なバタークリームと相性抜群だ。

ラムレーズンも特別。沖縄の「伊江島蒸留所」が特殊製法で醸す希少な純日本産ラム酒にひと晩漬け込んでおり、オーク樽で熟成させた樽香をまとった味わいは実に風味豊か。そう、これはまさに“本気の”バターサンドなのである。“本気”は“感動”を呼ぶ。だからこそ、味わった人はその上質なおいしさに“幸せ”を感じるのだ。納得。

このビジュアルからおいしそうな気配が漂うラムレーズン
このビジュアルからおいしそうな気配が漂うラムレーズン

しかもうれしいのは、ワインやウイスキーなどお酒にも合うこと。いや実はね、家で1個2個とかじりつつチビチビやっていたら、白ワインが1本空いてしまった(私だけか?)。

まあつまり、甘党はもちろん辛党にもおすすめできる大人の味わいなのだ。1箱6個入りで4480円とお値段もやや“大人”だが、それだけの価値はあるはず。一冊の本をイメージしたパッケージもオシャレなので、記念日やお祝いなど大切な人へのギフトにもピッタリ。

本をイメージしたパッケージ
本をイメージしたパッケージ

それにしても新しい挑戦で洋菓子ブランドを立ち上げた川手シェフの“本気度”に拍手。片や食べて飲むだけの、しがないライターのワタクシですが、どこかの企業のみなさんやお偉い方々、お酒でも肴でも、『おとなの週末』と商品開発のお話がありましたらご一報くださいませ。ま、ないか(笑)。

■「DEAR BUTTER SAND(ディアバターサンド)」
写真の「幸せの焦がしバターサンド」4480 円(1 箱6 個入)※公式サイトより購入可(配送方法:冷凍)[HP]https://dearbuttersand.com 
[Instagram]https://www.instagram.com/dearbuttersand/

取材・撮影/肥田木奈々 ※写真は一部提供

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肥田木奈々
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