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誕生! “「あずきバー」3兄弟”と、幻の“やわらかタイプ

そして、これまで2種類あった「あずきバー」のシリーズが、「ミルク金時バー」は「あずきバー ミルク」に、「宇治金時バー」は「あずきバー 抹茶」として生まれ変わった

「『金時』というネーミングから、かき氷を連想されることも多かったんです」と三浦さんは話す。

「あずきバー」とこの2種を合わせて、“「あずきバー」3兄弟”としてリブランディングされた

「あずきバー ミルク」
「あずきバー ミルク」
「あずきバー 抹茶」
「あずきバー 抹茶」

この2商品も名称だけでなく、原材料にもこだわって刷新された。

「あずきバー ミルク」はミルクのフレッシュさがより楽しめるよう、北海道産生クリームを使用口当たりの柔らかさも重視したのだそう。

「あずきバー 抹茶」は、京都の老舗茶舗『福寿園』監修の宇治抹茶に変えたことで、より抹茶の旨みとほろ苦さを感じられる味わいになった。

抹茶アイスに乳原料を少し加えることで、抹茶とミルクのコクのバランスを追求しました」と三浦さん。たっぷり入った粒餡との相性も抜群だ。

そんな「あずきバー」50年の歴史の中で触れざるを得ないのが“やわらかタイプのこと。

一部では歯が折れそうとも揶揄されるほど、冷凍庫から出したての「あずきバー」はカッチカチだ。あえてそれを楽しんでいる部分もあるが、実はユーザーからの期待に応えて、1992年「やわらかあずきバー」、1997年「あずき本舗」、2010年「やわらか仕立てのあずきバー」と、これまで3度やわらかタイプを世に送り出している

しかし「柔らかいゆえに『あずきバー』らしくないと不評で、どれも不発に終わりました」(三浦さん)

味がいくら「あずきバー」でも、食感が変わると全然別モノになってしまうのか……。

ただ、依然として、柔らかいタイプやひと口サイズといった商品の要望は寄せられているのだとか。

現状では“やわらかタイプ”の商品化は予定されていないそうだが、次回リリースされることがあるなら、今度はヒットを期待したい。

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1日に使われる量は1億粒! あずきへの飽くなきこだわり...
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市村 幸妙
市村 幸妙

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