ニンニククラッシャーの先駆者
博多ラーメンの特徴の一つとして今や定番となっているのが、テーブルに置かれている紅生姜、高菜、擦り胡麻、生ニンニクなどの薬味です。これらの薬味は昔から使われていたわけではありません。それぞれ発祥の店があり、そこから広がり今や定番となっています。
そのなかで、生のニンニクをクラッシャーで潰して食べる方法を最初に始めたのはふくちゃんラーメンです。
あらかじめ擦ったニンニクでは風味がよくなく、フレッシュなものをその場で食べてもらいたいという想いから、当時流通していなかったクラッシャーを探し、スイス製のレモン絞り機を見つけ使い始めたのです。
博多っ子三兄弟のお店
前述通り、田隈の本店は長男の伸一郎さんが切り盛りしています。
【ふくちゃんラーメン本店】
住所:福岡県福岡市早良区田隈2-24-2
電話:092-863-5355
伸江さんは現在、福岡県早良区原で「江(こう)ちゃんラーメン」の店主です。
【江ちゃんラーメン】
住所:福岡県福岡市早良区原3-10-16
電話:092-843-8238
そして長女の美子さんは旦那さんと「ふくちゃんラーメン英美(ひでみ)」を運営。
【ふくちゃんラーメン英美】
住所:福岡県宗像市野坂2648-1 ユアーズプラザ
電話:0940-37-0034
今回の出店は、ラー博店の店長でもある次女の伸江さんが中心となって3週間、ふくちゃんラーメンの味を披露します。本店の店休日には伸一郎さんも駆けつけていただきます!
再来年創業50周年を迎えるふくちゃんラーメンの味を是非この機会にご堪能ください!!
『新横浜ラーメン博物館』の情報
住所:横浜市港北区新横浜2-14-21
交通:JR東海道新幹線・JR横浜線の新横浜駅から徒歩5分、横浜市営地下鉄の新横浜駅8番出口から徒歩1分
営業時間:平日11時~21時、土日祝10時半~21時
休館日:年末年始(12月31日、1月1日)
入場料:当日入場券大人380円、小・中・高校生・シニア(60歳以上)100円、小学生未満は無料
※障害者手帳をお持ちの方と、同数の付き添いの方は無料
入場フリーパス「6ヶ月パス」500円、「年間パス」800円
※協力:新横浜ラーメン博物館
https://www.raumen.co.jp/