SNSで最新情報をチェック

スープが染みた極細ちぢれ麺が旨い

10分ほどで目の前に運ばれたチャーラーがこれだ。ノスタルジックで見るからにおいしそうである。「セットチャーハン」以外にも「セットどてめし」や「セット叉焼めし」(各250円)などもあるが、チャーハンが圧倒的に人気だという。

「中華そば」と「セットチャーハン」。不動の人気メニューだ
「中華そば」と「セットチャーハン」。不動の人気メニューだ

チャーハンについては後ほど触れることにして、まずは中華そばからチェックしてみよう。具材はチャーシュー2枚とばら海苔、メンマ、ほうれん草、ナルト、ネギと盛り沢山。デフォルトのラーメンが800円台といわれるこの時代に、この内容で700円というのはお値打ちだ。

具材が盛り沢山の「中華そば」
具材が盛り沢山の「中華そば」

スープは丸鶏と和風ダシのWスープ。丸鶏のコクとサバ節や煮干しなど魚介の風味が一層ノスタルジックな気分にさせる。卓上のコショウや一味唐辛子を加えてもおいしい。

中華そばの特徴は、極細のちぢれ麺。スープが良く絡む上に、加水率が低いためスープが染みるとよりおいしくなる。下呂市にある大正7年創業の老舗製麺所『まるなか製麺所』の麺を使用している。店名に冠した「まるなか」からもわかるように、ここは製麺所とのコラボによって生まれた店なのである。

次のページ
焦がし醤油の香ばしさがたまらない...
icon-next-galary
icon-prev 1 2 3icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

永谷正樹
永谷正樹

永谷正樹

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…