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蛍が舞う庭園を守るために心掛けていること

蛍の観賞時期に合わせ、庭の余分な枝や葉を切り落とす木々の剪定も、幼虫が上陸する3月末前までには完了させているそうだ。3月~7月は蛍のいる沢の周辺で薬剤を散布せずに土壌を美しく保ち、イベント期間中は観賞エリア内での「東京雲海」の霧の噴射を行わないなど、日々のスタッフの気配りの積み重ねによって、安定して蛍が観賞できる庭が保たれている。

蛍はとてもデリケートな生き物

庭園内でおすすめの観賞エリア

因みに「ほたるの夕べ」を楽しむ際におすすめの観賞エリアは、「水車・ビオトープ」周辺だ。日本の里山のようなどこか懐かしい風景を背景に、美しい光の舞を観賞できる。

「水車・ビオトープ」周辺に舞う蛍 画像提供:ホテル椿山荘東京画像提供:ホテル椿山荘東京

赤い弁慶橋の下にある「ほたる沢」には、蛍の餌が生息できる環境が整えられているので、橋の上から蛍の光を眺めることができるところも魅力だ。ほかにも、秩父山系の清らかな地下水が湧き出る「古香井(ここうせい)」や、蛍が好む水辺の環境を活かして設置した屋内の「ほたるの洞窟ビオトープ」でもじっくり観賞できる。

ぜひ散策しながら自分なりのお気に入りのエリアを見つけてみてほしい。

イベントがさらに楽しめるプライベートステイ

さらに、ゆったり蛍観賞を楽しむなら、2024年6月7日まで開催中(期間中特定日開催)の「《夕・朝食付き》プライベートホタルナイト」プラン(1泊2名9万6800円 ~)を予約するのがおすすめだ。14時からホテルスタッフの解説付きでガーデンツアーツアーを体験、日本料理店「みゆき」で和食ディナーを楽しんだ後、閉園後の庭園に招待される1日3組限定の特別な宿泊プランだ。

趣のある日本料理店「みゆき」の店内
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日本庭園を眺め、会席料理を味わう...
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この記事のライター

中村友美
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