脂を余すことなく活かした海鮮系居酒屋の限定メニュー
店内に入ると壁一面に、魚メニューの張り紙、魚拓、釣りグッズ! 釣り好きのご主人・秋山 純さんが営む『魚男(フィッシャーマン)』は、その日に獲れた相模湾の魚が堪能できる海鮮系居酒屋だ。
「サバヌーヴォーはしっかりと漁獲管理されている国の、とっておきのサバと聞いて、関心がありました」と秋山さん。実際に試してみたところ、「脂がものすごい。そして、いい脂ですね」とその感想を語る。
極上の脂をいかすためにサバヌーヴォーは「炙りしめさば」で提供。もともと、「いいサバが入った時には作る」という、秋山さんが手がける〆サバは、お店の人気メニューだ。
自慢の〆サバは塩をしたら、さっと酢で洗うだけで仕上げるそう。
「『サバ本来の味わい』を楽しんでいただきたいので、ほんのり酸味がある程度に仕上げます」と秋山さん。サバヌーヴォーの脂をいかすべく、炙って提供。
〆サバになっても、脂めらめらのサバヌーヴォー。魅惑の脂が麗しく、そこにささやかな酸味。これはもう、キレキレの日本酒を飲むしかないでしょう!!
さらに、もう一品。「サバヌーヴォーの甘酢がけ」も提供。こちらもサバヌーヴォーの脂をあますことなくいかしたメニュー。
こんがり焼いたサバヌーヴォーをレタスの上にのせ、上から刻んだねぎ、しょうが、みょうがを加えた特製の甘酢をかけた一品だ。
カリッのあとに、フカホワのサバヌーヴォーの身。そして華やかな脂がほとばしり、薬味の爽快感をそなえた甘酢の酸味が心地いいったらありゃしない! さらに、サバヌーヴォーの脂と甘酢が、しみしみしたレタスのおいしさよ(涙)。またも、キレキレの日本酒おかわりでしょ! 状態。
ぜひ、豊富に揃う日本酒でノルウェーからのスターサバを味わって。