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飯田橋駅「鮨 海彦」

暖簾をくぐると、すうっと心地よい緊張感。檜のカウンターも、照明も、日本刀のごとし包丁のディスプレイも、無駄なくまっとう。35年前、ホテルメトロポリタン エドモントと共に開店した『鮨 海彦』。昨年改装し、空間の洗練度がより一層増した。

つけ場に立つのは、鮨ひと筋40年の鵜澤幸司さん。「江戸前ってね、“江戸城の前”にあった水路で獲れたうなぎを屋台で出したのが始まりで……」と、思わず「へえー!」と膝を打つ小話が次々と繰り出される。握り方もまた優雅で、見たり聞いたりしながら「特上にぎり」をつまみ、台本のない寄席(?)のような時を過ごせた。

…つづく「本当にうまい「チェーン店のすし屋」ベスト7店…一貫108円、ソロ活でも大丈夫な《高コスパ店》ご当地ネタも豊富な店を大公開」各地にひしめくチェーン店の寿司屋のなかから、用途別で使えるおいしい寿司店を紹介しています。

『おとなの週末』2020年5月号より(本内容は発売当時のものです)

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おとなの週末Web編集部
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