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九段下駅「九段下 寿司政」

文久元年(1861)創業。暖簾をくぐり店内へ入ると、白木の一枚板カウンターに船底天井という趣のある空間が広がる。ここで味わえるのは、150年以上の伝統を今に伝える正統な江戸前寿司だ。例えば、寿司政を代表するネタである小肌。季節によって〆加減は変わるものの、やや強めの酢〆が、赤酢を利かせたまろやかなシャリにことのほか合う。

昼のお決まりは握り、ちらし共数種類を用意。握りを頼めば1貫ずつ供される寿司の旨さにため息をつき、ちらしなら重箱に散りばめられた色鮮やかな寿司ネタの数々に目も舌も魅了される。映画監督の山本嘉次郎、作家の山口瞳など、名だたる著名人を虜にした寿司を心ゆくまで楽しみたい。

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日本橋駅「吉野鮨本店」...
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おとなの週末Web編集部
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