SNSで最新情報をチェック

神田駅「神田笹鮨」

明治時代の屋台をルーツに持つこの店が、神田に店を構えたのは昭和23年(1948)のこと。4代目・取出隆二氏は「変えないこと、変わらないこと」をモットーに、伝統の江戸前寿司で多くのファンを惹きつける。シャリは佐渡島産のコシヒカリを使用。長年愛用する特製釜で炊き上げ、やや固めの仕上がりに。酸味、甘みのバランスに優れたキリッとした味わいが、寿司ネタを引き立てる。扱うネタはすべて天然モノ。

中でも光るのは、やはりひと仕事したネタたちだ。しっかり〆た小肌、甘いタレに漬けた煮帆立、柔らかな煮イカや穴子など。鮮やかな手付きで仕上げる握りか、美しく盛り付けた吹き寄せ風のちらしか。どちらを選んでも、粋な江戸前を堪能できる。

次のページ
浅草駅「弁天山美家古寿司」...
icon-next-galary
icon-prev 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

関連キーワード

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。9月13日発売の10月号は「ちょうどいい和の店…