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渋谷「すし 光琳」

黒板の品書きに目が釘付け。失礼ながら値段だけを見て「カウンター回ってる?」と思ってしまった。そんな私に「当たり前の努力をしてるだけなんです」と店主は笑う。いい素材を、なるべく安く。つまりは仕入れ先と信頼関係を築くこと。

マグロ好きに知られる仲卸「やま幸」の生本マグロなど高級店も顔負けのネタがお値打ちとなればこれを驚愕と言わずして何と言おう。心掛けるのはネタとシャリの一体感だ。魚の状態を見て隠し包丁を入れるなど計算された旨さは努力の結晶。気軽だが本格的。麗しの1貫に、店主の姿勢が表れる。

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築地「鮨 しづめ」...
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おとなの週末Web編集部
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