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【仕込み編:3】天日干し

1)梅に赤じそを加えて20日以上経過したら、晴天が続きそうな日を見はからって、三日三晩天日干しする。

2)天日干しの際は、梅を一つずつボウルに上げ、そのうえで竹ザルに移し、天日干しする。容器の赤梅酢も容器ごとラップをして天日にさらす。

※梅をいったんボウルに上げるのは、梅からしたたる赤くなった梅酢(赤梅酢)を受けるためです。けっこうな量がしたたりますので、天日干し後の梅を容器に戻す際に、したたった赤梅酢も容器に戻します。

※赤じそも同時に梅酢から取り出しましょう。天日干しでカラカラにすれば、赤干しじそとなり、すり鉢でこまかくすれば、ふりかけ(ゆかり)になります。

3)天日干しの際は、割りばしなどで一つずつ裏返し、日がまんべんなく当たるようにする。塩が吹き始めたら干し上がり。

4)三日三晩干した梅をもとの容器の梅酢に戻す。赤じそも3分の1ほどを容器に戻し、重しはせずに梅が浮き上がってこないように、陶器の皿などをのせる。

5)容器のふたをして、1年ほど漬け込む。食べ頃は1年後。※次の年の梅干しを仕込む頃が食べ頃となります。

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梅干しは古来より塩だけで漬けるもの
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沢田浩
沢田浩

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