1年の多くを日本のどこかで過ごしているトラベルライター間庭典子。街を歩き、街を学ぶ『街ナカ旅』に目覚め、出張のついでに数日延泊するように。「テンションあがる『街ナカ』ホテル」はそんなときの名サポーター。100%以上活用するためのトリセツをレクチャーする。
快適、親子水入らずの浅草観光
春は親孝行の季節。散歩するだけで快適で、旅やちょっとしたお出かけのプランを立てやすい。そんなときにも中心地にある街ナカホテルは旅の拠点にぴったり。以前、母と共に「OMO3浅草 by 星野リゾート」に滞在したときに、それを実感した。
関西出身のうちの母は、結婚を機に東京へ。人生の半分以上は東京暮らしなのだが、東京で学生生活やOL生活を送っていないので、都内の街情報には意外と疎い。家族旅行といえば海や山の自然系。東京在住だからこそ、都心の観光にはあまり縁がないのだ。
「浅草に泊まってみる?」と問いかけると「浅草!?」と母は目を輝かせた。
私自身、浅草を訪れたのは大人になってから。東京23区の西側に住む自分にとって、浅草などの東側は異世界。憧れの江戸っ子文化の象徴だ。渋い商店街や賑わう居酒屋、よくテレビでみる雷門では大興奮した。
年を重ねて大河ドラマや歴史ものを心から楽しめるようになってからは、あの舞台がこの場所かぁと感動しながら浅草を巡った。今、放送中のNHK大河ドラマ『べらぼう』により、若い世代も江戸カルチャーに目を向けるようになるのではないか。姪っ子も上野の昭和レトロ喫茶に喜んでいた。(バイトしたいくらい制服がキュン♪らしいのだ)
浅草は、親子三代旅にもよさそうだ。