お金と時間に余裕がないと行く価値ないかも、なんて思っていたドバイは、「実は」忙しく、予算も限られたビジネスマンにこそおすすめしたい旅先だった! ちょっと知恵をしぼれば、コスパにもタイパにも優れた、ゆとりある滞在が可能に。ドバイだからこそ「実は」かなっちゃう、ゴージャスでスマートな旅のコツを伝授する。
2泊の弾丸旅では砂漠体験は無理?「実は」砂漠エリアまで車で約40分!
ドバイに来たからには砂漠でラクダに乗りたい!中東を旅したからには4WDに乗って砂漠を疾走したい・・・! ちょっとハードルが高そうと思うけれど、実は街から約40分のドライブで砂漠地帯へ。ホテルまでの送り迎えも含め、砂漠でのショーやBBQ、さまざまなアクティビティ(体験型レジャー)代も含まれた誰でも、いつでも気軽に参加できるツアーが便利だ。
例えば老舗ツアー会社「アラビアン・アドベンチャーズ」の場合、15時半ごろに市内のホテルに迎えがきて、砂漠へGO! 40分くらいで景色が変わり、自然保護区へ。砂漠での生活に関するギャラリーもあるビジターセンターなどで休憩しながら、砂漠を4WDで疾走する。これがまた大迫力で、ジェットコースターのようなスリルを味わえる。中には砂にまみれてスタックしてしまった車も。ドライバー同士が協力し合って抜け出すと拍手喝采。砂漠の中での運転を体験できるツアーもあるそうで、ドライブ好きならたまらないだろう。夕日が沈むころ、砂漠のバーに到着。各ポイントで記念写真を撮ったり、夕焼けを眺めながら乾杯したり、自由に過ごす。
目的地のキャンプに着くと、らくだで周遊するキャメルライドや、砂漠をスノーボードで滑るサンドボードなどのアクティビティで盛り上がろう。これらやヘナペインティング(ボディアート)や水たばこ(シーシャ)体験などのアクティビティもツアー費に含まれている。夕食ブッフェは豪快なBBQ。前菜やマッチブース(アラブ料理の炊き込みご飯)などとともにチキンやラムのグリルをかぶりつく。食事中には伝統的なアラビックダンスや思わず悲鳴が出るファイヤーショーを鑑賞した。
とにかく盛りだくさんなコンテンツに大満足。帰りもホテルまで送ってもらえるので安心だ。バンに乗りあいのツアーではなく、車貸切のプライベートツアーで申し込むと、そのまま別の目的地(私たちは噴水ショーの「ドバイ・ファウンテン」を見に行った!)や空港までの移動も相談可能。これもタイパよし!
夜明け前に出発し、砂漠で朝食を食べるツアーもあり、昼前にはホテルに戻れるので、午後の時間を有効に使えるというメリットも。夜にそのまま砂漠キャンプに宿泊したり、砂漠ホテルに宿泊したりするプランも人気だ。それぞれの旅計画に合わせて、効率よくツアーを選べば、短い滞在期間でも大冒険が可能になる。