全国には数多くの難読駅名が存在します。本コーナーでは、読み間違いが多い難読駅名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。
読めば、うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをするなんてこともなし! 難読駅を訪ねたくなること間違いなしです!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!
難易度:★★★★☆
■難読漢字、駅名編の正解はこちら
正解:こっといえき
特牛駅は、山口県下関市豊北町にあるJR西日本・山陰本線の駅で、観光地として知られる「角島(つのしま)」の玄関口としても知られています。夏には、海水浴場客でにぎわいます。
駅名の由来には諸説ありますが、「こっとい」は古い山口方言で“入り江”や“湾”を表す言葉で、特牛港が入り江にあることから、“入り江の港”=こっとい港と呼ばれ、それが地名となったという説が有力だとか。
ほかに、農作業や荷物運びに使われた強健な牡牛を「こといの牛」「こって牛」などと呼んでいたことから、それが転訛して「こっとい」となったという説もあります。これは、この地域で牛の飼育が盛んだったことが背景にあるといわれています。
この駅周辺に立ち寄ったら味わってほしいグルメといえば「下関北浦特牛イカ」。
角島沖の響灘で一本釣りされた剣先イカのうち、特牛漁港に水揚げされた最高級Aランクのものが「下関北浦特牛イカ」としてブランド認定されます。
身が厚く、甘みが強い高級イカで、その甘みが堪能するには刺身がおすすめ! また、コリコリ、もっちりした食感も楽しめます。
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