×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

直営ベーカリーのパンが美味しい

オードブルと一緒に運ばれてきた“焼きたてのパン”は、店舗の1階に併設されるベーカリーのものだ。厳選した国産小麦を使用し、食事に合うシンプルなバケットから季節の食材を掛け合わせたパンが提供される。

このベーカリーは、朝7時から夕方17時まで営業しており、カフェタイム(14時~16時/Lo15時半)には店内で食べることもできる。売り切れるものもあるので、電話予約ができるのもうれしい。一番人気は、クロワッサンと教えられた。

夕陽ヶ丘ベーカリーの自家製パン=2025年7月25日の限定メニューより

“いちご”の冷製スープ

オードブルに続いて運ばれてきたのは、香川県オリジナルのいちご「さぬきひめ」を使用したガスパチョ(冷製スープ)だ。一般的には、トマトを使った“赤い”ガスパチョが有名であるが、この「さぬきひめ」を使った色あいは、“夕陽ヶ丘”のイメージにぴったりだ。

 添えられた“生ハム”は、もちろん“南ぬ豚”を使用して“小豆島”の工房で発酵熟成させた“石垣島×小豆島”のコラボによるもの。小豆島の潮風で醸された生ハムの味わいは、これまた格別だった。

南ぬ豚の生ハムが添えられた香川県オリジナルいちご「さぬきひめ」を使用したガスパチョ(冷製スープ)=2025年7月25日の限定メニューより

夏のはじまり“マナガツオ”

瀬戸内海の夏といえば、“マナガツオ”だろう。メニュー(Poisson)には“ポワレ&ラケ”とあり、その名のとおり「マナガツオ」をオリーブソースで塗り焼き上げ、表面はカリッと中身はふんわりとした香ばしい食感だ。天然あさり(愛知県渥美半島産)を使ったソースとの相性もバッチリで、これまた美味なのだ。そこに添えられた石垣島でとれる藻の一種である色鮮やかな”ユーグレナ”は、海の香りを誘う最高のアクセントだった。

Poisson(魚料理)は、「マナガツオのポワレ&ラケ」。香ばしい食感と天然あさりを使ったソースの愛称はバッチリだった=2025年7月25日の限定メニューより
次のページ
泡盛で育った石垣牛
icon-next-galary
icon-prev 1 2 3 4icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

工藤直通
工藤直通

工藤直通

おとなの自動車保険

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌『おとなの週末』。7月15日発売の8月号では、夏こそ飲みたい、キ…