国際園芸博覧会のPRでよみがえる「ほほえみ号」
2027(令和9)年3月から、相鉄線の瀬谷駅と三ツ境駅が最寄り駅となる地域において、「2027年国際園芸博覧会(GREEN × EXPO2027)」の開催が予定されている。相鉄グループは、この博覧会のKids Village〔キッズ ビレッジ〕内に、「SOTETSU PARK〔そうてつパーク〕」を出展する。
コンセプトは「ともだちとすみか」。生物と自然が影響を及ぼしあいながらも調和して暮らすフィールドのなかで、子どもたちが「ともだち」に出会い、「すみか」で遊びながら身近な生きものや自然を知り、守るアクションにつなげていくことを目指す。
これに向けた沿線での機運を高めようと、「花」のデザインをあしらった復刻版「ほほえみ号ラッピングトレイン」1編成(10両)の運行を、2026(令和8)年8月30日〔日〕から実施する。
この電車には、11000系(11003編成)が使用され、その車体の一部(先頭車両の前面と側面の一部)に、かつての「ほほえみ号」のデザインを再現したラッピングが施される。スカイブルーの色彩に、ピンクや紫の色鮮やかな花々をあしらったデザインの電車が相鉄線の沿線を駆け抜ける。
運転する区間は、相鉄本線(横浜駅~海老名駅)、相鉄いずみ野線(二俣川駅~湘南台駅)に限られ、相鉄新横浜線(西谷駅~羽沢横浜国大駅~新横浜駅)やJR線・東急線などへの直通運転は行わないとしている。この電車の運行は、2027(令和9)年7月下旬ごろまで予定されている。
相模鉄道では、この電車を運行することで「ほほえみ」がこぼれるような、「朗らか」で「色鮮やか」なひとときを届けたいとしている。
文・写真/工藤直通
くどう・なおみち。日本地方新聞協会特派写真記者。1970年、東京都生まれ。高校在学中から出版業に携わり、以降、乗り物に関連した取材を重ねる。交通史、鉄道技術、歴史的建造物に造詣が深い。元・日本鉄道電気技術協会技術主幹、芝浦工業大学公開講座外部講師、日本写真家協会正会員、NPS会員、鉄道友の会会員。








