お茶&焼酎=飲み慣れたおいしさで、どんな料理とも抜群の相性。茶割りで焼酎をよりカジュアルに楽しませてくれる店が急増中なのだ。今回は、東京にあるいまどき焼酎酒場を調査してきました!
店主自ら丹精に育てた川根茶の茶割りでほっこり『徳岡勘兵衛茶舗』@鶯谷
「気をてらうことなく、町の中に自然にあるような店でありたい」。そう店主の徳岡さんが言うように、使い込まれた古材を使った店の雰囲気も、メニューにも、ああいいね、という落ち着きがある。それでいてこの茶割りのお茶、実は静岡県川根町に通い、店主自らが育てているというから驚き。
川根茶と言えばよく知られた銘茶だが、そのこだわりの浅蒸しでしっかり濃く出された一杯は、甘くお茶らしく何食わぬ顔でやはり旨い。そしてほかにもほうじ茶、玄米茶、和紅茶とあるがいずれも川根茶縛りだ。
鶏肉の西京焼き600円、ほうじ茶割り800円、お茶割り1000円
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おでんに気の利いた小鉢、粕漬け焼きや西京焼きなんかが並ぶお品書きも、ほっこり茶割りと合っている。かと思えば黒糖で炊いた餡のぜんざいが旨かったり、ノンアルでも気兼ねなく遅くまで楽しめる。
(右)店主:徳岡代介さん「2年半くらい前から茶畑を借りてお茶を作ってます」
[住所]東京都台東区根岸3-1-9・1階
[電話]03-5808-6858
[営業時間]17時~23時
[休日]水
[交通]JR山手線ほか鶯谷駅南口から徒歩4分