明治座の弁当が売られている!
そうして、着きました。「砂町銀座」。通りは東西に伸びていて、こっちは西側の入り口に当たります。
中に入ると、こんな感じ。幅2メートルちょぃくらいの通りの両側に店がずらりと並んでて、とにかく通行人が多い。雑踏、という言葉そのままですね。
こんなに駅から離れてて、近くに大きな施設があるわけでも何でもない。つまりここにいる人達は純粋に、この商店街を目的として来ているわけですね。と、言うよりここは地元の人々の、毎日の生活の場なわけですよ。よそから遠路はるばる来てるのは、ほとんど私くらいなわけで。
それが証拠に食材や、惣菜を売っているお店がとにかく多い。テイクアウトして、うちで頂くものですね。遠来の客が買うものではないわけで、つまりは地元密着、ということがよく分かります。生活雑貨の店や、お味噌屋さんなんかもありました。
そうしたら何と、「明治座」のお弁当を売っている店が。さっき、目の前を通ったばかりですものねぇ。何かの縁を感じます。それか、バス路線で直結してるからここの人々は、一般より明治座に親しみがあるのでしょうか。
商店街も真ん中を越えると、道幅がちょっと広くなった。おもちゃ屋さんや、古くていい感じの喫茶店もありました。しかし、「シントラ」って……どっからついた名前なん?その後、編集部から聞いたところによると、ポルトガルに「シントラ」という世界遺産の町があるらしい。もしかしてそこから取った名前?
きょろきょろしながら歩き抜けたら、あっという間に踏破してました。こっちが東側の入り口です。