「おとなの週末Web」では、食に関するさまざまな話題をお届けしています。「『食』のクイズ」では、三択形式のコラムで読者の知的好奇心に応えます。第20回のテーマは「食中毒」です。
出題:三井能力開発研究所代表取締役・圓岡太治
自然毒と人工毒
【問題】
人間に有害な毒は、大きく「自然毒」と「人工毒」に分けられます。自然界に存在する「自然毒」には、生物由来の「生物毒」(毒蛇やトリカブトなどの動植物の毒、赤痢菌などの微生物の毒)と、鉱物由来の「鉱物毒」(ヒ素など)とがあります。「人工毒」は、おもに人間が人工的に作った有害な化学物質で、青酸カリなどがあります。
さて、これらの毒の中で毒性が最強のものは、人工毒ではなく、食中毒を引き起こすある生物由来の自然毒です。その毒素を作り出す生物とは、以下のどれでしょうか?
(1)フグ
(2)テングタケ(毒キノコの一種)
(3)ボツリヌス菌
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