糖質を気にしている人にオススメ!砂糖代わりに使える甘味料はコチラ

ロカボマークが付いた甘味料

ここ数年、スーパーやコンビニで見かける「糖質オフ」の文字。麺類、スイーツ、菓子類ほか多くの商品で、低糖質商品が作られ、販売されています。 今なおブームの低糖質商品 レストランでもメニューの中に低糖質モノを取り入れているお…

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ここ数年、スーパーやコンビニで見かける「糖質オフ」の文字。麺類、スイーツ、菓子類ほか多くの商品で、低糖質商品が作られ、販売されています。

今なおブームの低糖質商品

レストランでもメニューの中に低糖質モノを取り入れているお店がだんだんと増えてきており、例えば、ラーメン屋であれば糖質50%オフ麺、カレー屋ではお米の代わりに糖質が少ないカリフラワーライスを採用するなど、需要に合わせた商品開発が盛んに行なわれ始めています。

こうしたブームの背景には、2013年頃から火がついた糖質制限ダイエットや近年ブームとなっている健康志向が根底にあると考えられています。

糖質とは?糖類とは?

そんなブームとなっている「低糖質」という文字の中に入っている「糖質」とはそもそもなんのことを指すしょうか?糖質とは、三大栄養素のひとつである炭水化物から食物繊維を取り除いたもので、糖類、多糖類、糖アルコールなどで構成されています。この糖質が分解されるときにエネルギーが生まれ、脳や体を動かすときの活力となるため、生きるためには欠かせない栄養素と言われています。

しかし、この糖質、たくさん摂れば良いというものではありません。過剰摂取すると余ったエネルギーが体脂肪として蓄積し、肥満を引き起こしてしまったり、インスリンの分泌や作用に異常をきたし、糖尿病に罹患するリスクが高まるので注意が必要です。

ちなみに、糖質と似た言葉に糖類というものがありますが、糖類とは糖質のうち、ブドウ糖や砂糖などの単糖類、二糖類の総称のことを指します。糖類の多くは食後に血糖値を上昇させる要因になると言われています。

多くの家庭で愛用されている甘味料

糖質を抑えた低糖質の商品の中でも、中心的な商品といえば砂糖代わりに使う甘味料ではないでしょうか。砂糖は100gの分量に対しほぼ99%が糖質という、まさに糖質のかたまり。そのため、砂糖を使わないようにしている家庭の多くで愛用されています。

その中の代表的なものが、サラヤの「ラカントSシロップ」と味の素の「パルスイート カロリーゼロ(液体タイプ)」。どちらも「一食あたり糖質20〜40g」の食事を構成するのに適切な商品と、食・楽・健康協会が認定しているロカボマークが付与されている商品なので、安心して使うことができそうです。

どちらにもロカボマークが付いています

<ラカントSシロップ>
ラカントSはトウモロコシの発酵から得られる天然甘味成分のエリスリトール、砂糖の300倍の甘さを持つウリ科の植物である羅漢果(ラカンカ)の高純度エキスを使用してバランスよく配合された甘味料で、こちらもカロリーは0kcal、糖類もゼロを実現、同じく血糖値にほとんど影響を与えません。また、砂糖と同じ甘さに仕上げているので、分量を計算することなく幅広い料理に使えるのが特徴です。

<パルスイート カロリーゼロ(液体タイプ)>
パルスイートは、アミノ酸生まれのアスパルテーム、アドバンテーム、エリスリトールなど6種類の甘味料を主原料としています。カロリーは0kcal、糖類もゼロ、砂糖1杯の甘さをわずか1/3の量で得ることができるため、おトク感がある甘味料となっています。もちろん、摂り過ぎてもカロリーは0、さらに摂取しても血糖値にほとんど影響を与えないので、安心して使える甘味料としても人気があります。

ラカントSとパルスイートの違い

両製品を口に入れてみると、明らかに違うのは色と味、におい。ラカントSがほんのり黄金色で、角が丸いような優しい甘み、ブラウンシュガーのような風味があるのに対し、パルスイートが無色透明でストレートに感じる強い甘み、無臭であるのが特徴です。

両製品とも調理に使う場合、食材に上手く浸透してくれるため、大きく料理の味を変えてしまうことはありません。ただし、砂糖と同じ分量で調理をすることができるラカントSに対し、パルスイートは砂糖の1/3の量で調理ができるのでその辺りは注意が必要。スーパーで話を聞くと、面倒な換算をしたくない人はラカントS、料理慣れしている人はパルスイートを買う傾向があるようです。

パルスイート(左)とラカントS

使い分けのポイントは?

例えば、ヨーグルトやアイスコーヒーなどにさっと甘みを加える場合で、風味も楽しみたいという場合にはラカントSを選択するのがオススメ。他に、卵焼きのような優しい味わいの料理を作る場合にも相性抜群です。

一方のパルスイートは癖がなく、どんな料理でもバッチリ甘みをきかせことができるため、万能甘味料として使うことができそうです。ただし、入れ過ぎには注意が必要です。

なお同じ分量で比較した場合、甘味が3倍以上あるパルスイートの方がコスパ的にも優れているので、おトクに使う場合はパルスイート、自然の甘味や風味が好みならラカントSと使い分けをしてみるのもいいかもしれませんね。

文・写真/中山圭

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