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あまからやの歴史 実家は100年以上続く“わさび農家”

店主の海老名東人さんは、現在本店のある伊豆市の生まれで、実家は100年以上続く”わさび農家”。海老名さんで5代目にあたります。

本店の外観と海老名店主(2022年撮影)

サラリーマンを経て和食店で働いた後、1994年、沼津でカレー専門店「あまからや」をオープン。スパイスをラーメンに取り入れた原点はここにあります。

1999年、ラーメン登竜門の開催を知った海老名さんは「今までの既成概念にとらわれない新しい発想発掘の場」というテーマを知り、「スパイスを使ったラーメンで勝負したら面白いのでは」と思い立ち応募したとのことです。優勝後、沼津のカレー店はラーメンを求めるお客様の声が多く、カレー専門店から「カレーとラーメンのお店」として生まれ変わりました。

その後2002年には横浜市青葉区あざみ野にも店舗を構えましたが、2005年に店を閉じ、一旦あまからやの歴史は終わりました。それから10年が経った2015年、どうしてもあきらめきれなかった海老名さんは実家の古民家を使い、あまからやを再オープンしました。

あまからや伊豆本店

月曜日から木曜日までは家業であるわさび農家として働き、金曜日から日曜日は4時間のみ、あまからやとして営業しております。本店は自然豊かな里山の中でひっそりと営業しておりますが、週末はあまからやのラーメンを求め県外からもお客様が訪れます。

先日伊豆の本店まで車で伺いました。里山の中にあるお店であることが伝わるかと思います。

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「スパイス醤油ラーメン」が看板メニュー...
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おとなの週末Web編集部
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