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かつて「偏差値29」から東大理科二類に合格した伝説の東大生がいました。杉山奈津子さんです。その日から十うん年……現在は、小学生から高校生までを指導する学習塾代表として、心理学から導いた勉強法を提唱しています。その杉山さんが、受験生を持つ親に贈る「言ってはいけない言葉」と「子どもの伸ばす言葉」。近著『東大ママの「子どもを伸ばす言葉」事典』から一部を抜粋し、新学期にお届けします。

「たった半分しか……」と思わずに、プラスのとらえ方をする

子どもが勉強せずに悪い点をとったならば、それは仕方がないこと。しかし、頑張って勉強したならば、たとえテストでどんな点数をとろうが、親はそれに対してどっしり構えているべきです。成績が少し上下するたびに、いちいちよろこんだり沈んだりしていては、親子そろって精神的に疲れてしまいます。

子どもがテストで、50点程度しかとれなかったとしても、努力した結果ならば、決して責めるべきではありません。子どもは自信をなくすと同時に、やる気まで失ってしまいます。

「たった半分しか解けなかったの?」と思うのではなく、「半分も解けたのだ」という、プラスのとらえ方をするように気をつけてみましょう。

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「半分しか残っていない」と「半分も残っている」の違い...
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