九州最大の繁華街・天神の南側に位置する今泉。商業ビルが建ち並ぶ天神とは異なり、マンションや民家が多く、道も細い。あちこちに路地があり、そこここに個性的な店が点在しているので、感度の高いおしゃれ女子や男子が行き来する街だ。
その一角に、オープンしたのが鉄板中華酒場『ニュー ASIA 13』。メニューの中心は中華だが、これまでの「中華料理」とはイメージが随分違う。ポップなカフェのような店の入り口には、「鉄板中華」「中華酒場」ののれんが客を迎える。普通の中華とはちょっと違うぞ、と予感させる佇まいだ。
従来の中華は、大皿料理を大人数で囲むイメージだが、『ニュー ASIA 13』は、ひと皿ごとのポーションが小さく、ひとりでも、ふたりでもいろいろな料理をオーダーして味わうことができるのだ。
タイル張りや鮮やかなネオン管のインテリア、ステンレスのカウンターのオープンキッチンなど、見ているだけでは中華っぽさはない。しかしメニュー自体は、台湾屋台料理を中心にオーソドックスな中華料理や点心なども豊富。ずらりと並んだメニュー表を見ていると、ワクワクしてくる。