「ねるねるねるね」などを展開するクラシエフーズは、子どもたちに知育菓子をきっかけに夏休みにたくさんの体験をし、笑顔になって成長してほしい、という想いを込めて7月19日を「知育菓子の日」に制定しています。
実験的要素が楽しい同社の知育菓子シリーズは現在24商品を発売中。家ナカ需要の拡大も相まって、知育菓子はこの5年間で販売規模を115%※にまで伸ばしています。
※インテージ全国小売店パネル調査 推計販売規模(金額) 2022年3月-2023年2月/2018年3月-2019年2月
なぜ7月19日が記念日?
クラシエフーズでは「知育菓子の日」は、子ども達が知育菓子をきっかけに夏休みにたくさんの体験をし、笑顔になって成長してほしい、という想いを込めて7月19日(ち・いく)に制定しました。知育菓子は「個性を伸ばす」「失敗を楽しむ」「違いを尊重する」という3つの価値を通し、子どもの自信と成長を育むことを目標としています。
「ねるねるねるね」はなぜ色が変わる?
なぜ知育菓子市場は拡大したのでしょうか?クラシエフーズ広報部によると、2020年からコロナによる家ナカ需要がが影響したこと等、いくつかの理由があるそうですが、「安全性の浸透」ということも大きな要因です。知育菓子で大切なのは安全で安心して食べられること。同社の知育菓子は合成着色料と保存料不使用で、その旨をパッケージや自社のホームページで謳い続け、周知されてきたそうです。
また、それゆえ「『ねるねるねるね』は、合成着色料不使用なのになぜ色が変わるの?」と質問をもらうことがあるそうです。
色が変わる理由は袋の中身を混ぜたときに、酸性、アルカリ性の成分をもつ色素を混ぜると「色素の性質」で色が変わる天然色素が自然の反応を応用しているからです。色素も紫キャベツやブルーベリーにも含まれている安全なものを利用しているのも大きな特徴です。
さらに「ねるねるねるね」は混ぜるとふわふわとふくらむのですが、これも重曹とクエン酸の自然の化学反応を利用したものなのです。
また、このほかにも大人向け商品のヒットも
1986年に誕生した「ねるねるねるね」を子どもの頃に楽しんだ人たちが20~40代となった今、ノスタルジーを感じつつ、進化した新しい「ねるねるねるね」を改めて楽しんでもらいたいという思いから、2022年9月には20代以上をターゲットにした「大人のねるねるねるね」をリリースしました。
最近では中学生・高校生・20代以上のユーザーの間で知育菓子をSNSでシェアしながら楽しんでもらう機会も増えてきたといい、新たな世代に「ねるねるねるね」を印象付けられたという手ごたえを得ています。
美味しい楽しい自由研究にいかが?新商品2品が登場
夏休み直前の7月17日には「香りラボ フルーツ&ソーダ味」と「たべる図鑑 恐竜編 ぶどう&マスカット」が登場しました。
「香りラボ フルーツ&ソーダ味」は香りと色を組み合わせる実験体験と、新しい味と香りづくり体験が楽しめる手作りお菓子で、基本の4種類を作って、さらにそれを組み合わせることで、新しい香りや色・味を作ることができます。
「たべる図鑑 恐竜編 ぶどう&マスカット」は「ダイナソー小林」の愛称で知られる恐竜研究者の小林快次(よしつぐ)さんが監修の恐竜グミ。トレーにグミを流し込んで、楽しみながら恐竜の形をしたグミを作ることができます。小さなお子さんがおうちにいる方は夏休みに知育菓子を使った実験を楽しんでみるのもいかがでしょうか?
文/おとなの週末Web編集部、写真/クラシエフーズ