【仕込み編】
1年じゅう、お店に並ぶ卵ですが、春3月は卵の出荷量が1年でもっとも多くなる時期といわれています。自然界のニワトリは、本来冬にエサをたくさん食べて、春に栄養をたっぷり蓄えた卵を産卵してきたそうです。まさに春こそが卵の旬。そして煮卵の季節なのです!
ほどよい半熟煮卵への第一歩は、その手順にあります。多少のワザが必要です。いっぽうで調理においては、水の量やゆでる時間を計りながら進めることで、「むきやすく」「断面の美しい半熟煮卵」となります。オイラの作り方(卵4個の場合)をご紹介いたします。
1)卵は冷蔵庫で保存していたもの、4個を用意する。※室温には戻しません。冷蔵庫から出したばかりの冷たい卵です。
2)卵の底部(とんがっていないほう)に画ビョウで小さな穴をあけていく。※底部とは、日付ラベルが貼ってあるほうの場合が多い気がします。画ビョウは使う前に熱湯消毒をしておきましょう。グリグリ回しながら刺し、穴をあけていきます。